プラムディア・アナンタ・トゥール

『人間の大地』上下(めこん) 1986年
『すべての民族の子』上下 1988年
『足跡』 1999年
『ガラスの家』 2007年

オランダ植民地支配のもとで、インドネシア民族意識が覚醒していく様子をミンケという青年の視点から描いた作品。作者自身が14年間の獄中生活を送るという壮絶な人生を過ごしており、この作品は彼だからこそ書けた作品である。四部作・六冊という長編である。学生にはまだ時間があるので、ぜひ、読んでみてほしい。