第3回商品連鎖研究会
2013年1月13日(日)
場所:京都大学東南アジア研究所
共同利用・共同研究拠点「熱帯環境からみた商品連鎖の時空間的分析――グローバルな分野横断型研究の創出に向けて」他との共催で、商品連鎖研究会を開催しました。
今回は、歴史的な観点から熱帯の森林産物がどのように交易されてきたのかについて、多様な報告がなされました。
本科研プロジェクトからは、杉原薫、太田淳、小林篤史の各氏が発表を行いました。
プログラムは以下の通りです。
講演者・テーマ
杉原 薫 氏(東京大学)
「東南アジア第一次産品輸出経済の発展-2世紀の歩みとサラワク-」
コメンテーター:城山 智子 氏(一橋大学)
太田 淳 氏(広島大学)
「西カリマンタンにおける移民と貿易, 1760-1820年」
コメンテーター:山田 協太 氏(京都大学)
小林 篤史 氏(京都大学大学院)
「シンガポール貿易の成長と銀貨流通の拡大、1830-73年」
コメンテーター:西村 雄志 氏(関西大学)
柿崎 一郎 氏(横浜市立大学)
「仏印の外港~後背地関係の解明に向けて ―滇越鉄道を中心に―」
コメンテーター:武内 房司 氏(学習院大学)