第4回商品連鎖研究会
2013年2月2日(土)
場所:名古屋大学 環境総合館 3F 講義室3
以下のプログラムで、研究会を開催しました。
今回は、「リソース・チェーン」という概念で東南アジア大陸部の土地・資源利用と商品化、およびその流れを研究している横山智さんのプロジェクトと合同で、名古屋大学を会場に行いました。
いつもとは異なる雰囲気での研究会となりました。
辻村英之氏のご発表は、私たちにとっては馴染みの薄いアフリカのコーヒーをめぐるフードシステムについて、詳しく解説・報告するものでした。
本プロジェクトからは、祖田 亮次氏が商品連鎖研究会の趣旨説明を行ったほか、市川 哲氏、小林 篤史氏による報告が行われました。
今回は土曜開催であったが盛況でした
プログラムは以下の通りです。
講演者・テーマ
祖田 亮次「趣旨説明1」(大阪市立大学 文学研究科)
横山 智「趣旨説明2」(名古屋大学大学院 環境学研究科)
研究会の趣旨を説明する横山氏
辻村 英之(京都大学 農学研究科)
「『キリマンジャロ』のフードシステム――フェア・トレードの役割」
市川 哲(立教大学 観光学部)
「サラワク域内/域外におけるツバメの巣ビジネスおよびトレードの概況――
民族間関係を中心に」
小林 篤史 (京都大学 アジア・アフリカ地域研究科)
「ボルネオ・サラワク地域経済の変容と世界経済への統合――1870-1940年」
アフリカ産コーヒーを取り巻くフードシステムについて話す辻村氏
総合討論