国際セミナー「ボルネオにおける持続可能な森林管理の現状と課題―政府、企業、 NGO、地域住民の観点から」プログラム概要

”Current Status and Challenges of Sustainable Forest Management in Borneo: Views from governments, private sectors, NGOs, and local communities
(ボルネオにおける持続可能な森林管理の現状と課題―政府、企業、 NGO、地域住民の観点から)”

【日時】2013年12月9日(月)-10日(火)
12月9日(月) 13:00~17:00 (13:00受付開始)
12月10日(火) 9:00~17:00  (9:00受付開始)
【場所】京都大学 東南アジア研究所 稲盛財団記念館3階大会議室

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【趣旨概要】
 本セミナーでは、ボルネオでの持続可能な森林管理とそこで生産される認証木材 の普及に取り組むマレーシア・インドネシア・日本の企業、行政機関、国際 NGO、また研究者の方々に参加して頂き、各現場の経験と知識を共有し、ボルネ オでの持続可能な森林管理の可能性・方向性について議論することを目的として おります。

※2日目の発表には同時通訳がつきます。
通訳が必要な方は、事前にメール (sfmbor@cseas.kyoto-u.ac.jp)でご連絡いただけると幸いです。

※12月9・10日の会議終了後、懇親会を予定しております。
参加を希望される方は12月2日(月)までに上記メールアドレスまでご連絡ください。

※また10日は発表者と希望者に別室での立食ランチ(800円/人)を準備しており ます。
参加を希望される方は12月2日(月)までに上記のメールアドレスまでご連 絡ください。(立食ランチ会場へのお弁当の持ち込みも可能です。)
【場所】京都大学 東南アジア研究所 稲盛財団記念館3階大会議室

【プログラム】詳細についてはこちらをご参照ください。

12月9日(月)
13:00 受付開始
13:30 Welcome and Opening Address
Hiromu Shimizu, Director of CSEAS, Kyoto University
清水展、京都大学 東南アジア研究所 所長)
Hiromitsu Samejima, CSEAS, Kyoto University
鮫島弘光、京都大学 東南アジア研究所)
14:00 Borneo Overview: Forest and Society
Hiromitu Samejima, “Biodiversity of Tropical Rainforest in Borneo”
鮫島弘光、京都大学東南アジア研究所、「ボルネオ熱帯雨林の生物多様性」)
Ryoji Soda, “The Trends in Forest Development and Adaptability of Indigenous Communities in Sarawak, Malaysia”
祖田亮次、大阪市立大学大学院文学研究科、「マレーシア・サラワク州の森林 開発と先住民の適応力」)
15:00 Coffee Break
15:15 Current Status and Issues of SFM in Borneo I
Yuyun Kurniawan, “Status of Forested Areas and Its Management Practices including REDD+ in the Upper Mahakam, East Kalimantan”
(WWFインドネシア・西クタイプログラム担当、「インドネシア・東カリマンタ ン州、マハカム川上流域における森林とREDD+をふくめた管理の状況」
Reuben Nilus, “The Current State of Forest Resource Management in Sabah”
(マレーシア・サバ州森林局、「マレーシア・サバ州における森林資源管理の現 状」)
Jason Hon, “State of Forestry and SFM in Sarawak – Sharing of Experience”
(WWFマレーシア・サラワク事務局、「マレーシア・サラワク州における林業と 持続的管理の状況-経験の共有」)
16:45 End of Session

12月10日(火)
9:00  受付開始
9:30  Current Status and Issues of SFM in Borneo II
Sofyan P. Warsito, “Periodic Inventory (IHMB): Its Role on Forest Sustainability Monitoring and Forest Management Planning”
(インドネシア林業省、「定期的森林全体目録調査(IHMB):森林持続性モニタ リングと森林管理計画に対するその役割」)
Rizki Pandu Permana, “Large-scale Forest Certification in Borneo: Challenges and Opportunities”
(The Borneo Initiative, オランダ/インドネシア、「ボルネオにおける広域 森林認証:挑戦と好機」)
10:30 Cofee Break
10:45 New Approaches and Perspectives of SFM ●Mamoru Kanzaki, “Integrated Forested Area Management beyond the Sustainable Forest Management”
神崎護、京都大学農学研究科、「持続的森林管理から統合的森林地域管理へ」)
Kanehiro Kitayama, “”Mainstreaming Biodiversity in the Management of Bornean Production Forests
北山兼弘、京都大学農学研究科、「ボルネオの生産林管理における生物多様性 の主流化について」)
Soeyitno Soedirman, “Collaborative-Partnership Approach in SFM : Lesson Learned in East Kalimantan Province” (Local Forestry Commission of East Kalimantan,
インドネシア、「協働パートナーシップアプローチ:東カリマンタン州での経験から学んだこと」)
12:15 Lunch Break
13:30 Marketing of Certified Timbers from Borneo to Japan I
Ferry Kadi, “A Trend of FSC Products Order To PT. Tirta Mahakam Resources Tbk.”
(Tirta Mahakam Resources Tbk社、インドネシア、「Tirta Mahakam Resources Tbk社へのFSC認証製品発注のトレンド」)
Junichi Mishiba, “Tropical Plywood Imports and Distribution in Japan” 「日本における熱帯合板の輸入と国内流通について」)
Mutai Hashimoto, “The State of Production Forests in Indonesia and Responsible Purchasing Behaviour by Japanese Timber Related Industries”
橋本務太、WWFジャパン、「インドネシアの生産林の状況と日本企業による責 任ある調達」)
15:00 Coffee Break
15:20  Marketing of Certified Timbers from Borneo to Japan II
Tohru Kimura, Hiroki Yokota, Akihiro Soma, “Our Effort and Instance for FSC Plywood Business”
木村通横田洋樹、株式会社トーヨーマテリア、相馬明裕、株式会社ジュー テック、「FSC認証合板の取り組みとその実例」)
16:00 Discussion
17:00 End of Seminar
【主催】京都大学東南アジア研究所
【申し込み・問い合わせ先】
セミナーへの事前の申し込みは不要です。
懇親会および立食ランチへの申し込みは、12月2日(月)までにお願い致します。
問い合わせ先:sfmbor@cseas.kyoto-u.ac.jp
プログラムの詳細や、本セミナーに関する詳しい情報は以下のサイトをご参照ください。
【事務局】
鮫島弘光 Hiromitsu Samejima (CSEAS, Kyoto University)
森下明子 Akiko Morishita (CSEAS, Kyoto University)

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