「異分野研究会」のお知らせ:2014年5月19日開催

2014年5月19日「異分野研究会」のお知らせ
 本科研プロジェクトにラタンについて深い知見をお持ちのメンバーが多い点を活かして、以下の研究会を開催することに致しました。
 ラタンを巡って、生態学、人類学、歴史学、環境社会学、地理学などの観点から各氏に発表をしていただく予定です。
 今回は、東カリマンタンで調査研究をされてきた東大の寺内さんにもご発表をお願いいたしました。広く御参加頂き、様々な議論ができれば幸いです。

【日時】2014年5月19日(月)11:00~
【場所】京都大学 東南アジア研究所 東棟107
【研究会趣旨】:ボルネオのラタンの分類、生態、利用、交易に関する知見を交換し、今後の研究展開のための新たな視点を得る

【発表者・講演内容】
●小泉 都
「ボルネオのラタンの植物分類学的、民族植物学的整理」

●竹内 やよい(国環研)
「ビンツル・クムナ川流域の村共有林のラタンの多様性と工芸品への利用」

●加藤 裕美(京大白眉)
「ラタン資源へのアクセスの変化とラタン加工品についての知識・技術の形成」

●寺内 大左(東大)
「東カリマンタン焼畑民の生計戦略におけるラタン生産の位置づけ」

●小林 篤史(政策研究大学院)
「東南アジアを中心としたラタン流通の統計的考察」

コメント:●市川哲(立教大)
「ラタン交易と非木材林産物交易の比較:サラワクにおけるツバメの巣およびヤマアラシの胃石取引を中心として」

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