益田 岳(ますだ がく)

益田 岳(ますだ がく)
地球環境学堂 特定研究員(特別教育研究)、東南アジア研究所 特任研究員
学位:筑波大学大学院 人文社会科学研究科歴史人類学 単位取得退学 Ph.D(ABD)2006年
研究関心:フィールド科学のための映像手法・マラリア感染制御へのアプローチ・ムスリムネットワーク
URL: http://gaku.masdas.net/

フィールド科学のための映像手法:
仮想現実空間化や全天空パノラマ・サウンドスケープ・フォトグラフィーなど、フィールドサイエンスを面白くしてくれるインタラクティブな映像手法の開発をしています。マラリア感染制御へのアプローチ:
微気象学、生態学、電子工学、文化人類学的手法を組み合わせてボルネオ島インドネシア・マレーシアでのマラリアの疫学的研究、ベトナム・カンフォア省での森林マラリア研究をすすめています。森林中の自然飛行状態の虫を定量的に観察できる手法、その行動に影響を与える微気象現象を計測する高密度高解像度観測手法を開発中です。ムスリムネットワーク:
1998年以来マレー半島タイ・マレーシア国境付近において、ポンドックとよばれるイスラーム学習と実践のための自然発生的な共同体の生成消滅過程と、その学習者の移動ネットワークについて研究をしています。