機構・体制・研究組織

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 京都大学東南アジア研究所の研究活動を中核となって支えているのは、統合地域研究、人間生態相関、社会文化相関、政治経済相関の各研究部門と地域研究情報ネットワーク部です。各研究部門は、それぞれ、主として自然科学、人文学、社会科学に立脚した研究を推進しています。

 

統合地域研究研究部門

 地域研究の原論的研究を基準に、変貌する地域像を地域間比較ならびに全地球的視野を含む横断的・俯瞰的方法論でとらえ、地域の問題群を浮き彫りにする、問題解決のための設計科学的実践研究を行っています。

 

人間生態相関研究部門

 地域生産・生活・健康の基盤をなす生態・風土を自然環境と人間活動の相関の中で総合的に研究しています。

 

社会文化相関研究部門

 従来の東南アジア研究における分野の壁や地理的境界を取り払い、社会・文化 と生態の相互作用を探究しています。社会変容や経済・生産過程の文化的基盤、 境域空間の創造、日常の生活世界、宗教や知的実践、文化の諸制度、ジェンダー とセクシュアリティなど広範な社会文化的動態を対象とします。

 

政治経済相関研究部門

 地域の政治・経済を俯瞰的に研究し、地域固有の発展の方向を構想します。

 

地域研究情報ネットワーク部

先端的な情報技術を取り入れながら地域情報資源の全国的・国際的高度利用体系を構築し、地域研究の社会連携と社会貢献を実践型地域研究により促進するための研究開発と研究支援を行っています。

地域研究情報ネットワーク部内各室:(実践型地域研究推進室/図書室/編集室/情報処理室/地図室)

 

 その他、学術ネットワークを強化するために、海外連絡事務所(バンコク、ジャカルタ)、国内外の客員研究部門、地域研究企画推進室、持続型生存基盤研究推進室、実践型地域研究推進室を設置しています。また大学院教育を組織的に担うためにアジア・アフリカ地域研究研究科・東南アジア地域研究専攻において総合地域論講座を運営しています。これらの研究・人材育成活動を円滑に推進するために研究支援室を設置しています。

 
 

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