海外連絡事務所 バンコク

バンコク連絡事務所

バンコク連絡事務所開所式(2012年2月)

バンコク連絡事務所開所式(2012年2月)

 バンコク連絡事務所は1963年に開設されました。それ以来、東南アジア研究所や関連部局・機関の教員が交代で駐在し、現地の研究機関や研究者との交流の拠点として活発な活動を展開してきました。開設当初はまさに現地調査のベースキャンプとしての役割やタイの研究教育機関や研究者との交流の拠点として重視されましたが、近年は、東南アジア大陸部の全体を視野に入れた交流拠点として、ますます広範な活動を展開しています。

現在の連絡事務所の役割は、情報収集拠点、情報発信拠点、現地調査のベースキャンプの3つに大きく分けることができます。

 連絡事務所の最も重要な機能は情報収集です。現地語図書や現地国の統計資料・地図類は、主として連絡事務所を経由して購入しています。また、National Research Council of Thailandやチュラロンコン大学、タマサート大学、カセサート大学、チェンマイ大学、コンケン大学などのタイ国内の現地研究機関の現地研究者や学生との日常的な接触を通じて、その学術的動向や現地社会のニーズに関する情報を継続的に収集しています。

 情報発信拠点としての機能強化は、近年、特に強く認識されるようになりました。駐在者はそれぞれ、ワークショップやレセプションを開催し、幅広い分野の研究者との学術交流を深めています。また、現地機関や研究者からのさまざまな問い合わせの窓口となっています。さらに最近は、タイおよび周辺国における、京都大学の研究教育活動の全体をサポートする情報発信拠点としても役割を果たしています。このような活動は、タイにおける京都大学と東南アジア研究所のプレゼンスを高めるうえで多きく貢献しています。

 さらに、ベースキャンプとしての機能も未だ重要です。連絡事務所は、調査資料や機材の一時保管や、分析作業をおこなう場所などとして、また各種のロジスティックの手配から事故の際の対応など、円滑にフィールドワークを実施するための多様なサポートを必要に応じて提供しています。駐在者の多くは、連絡事務所をベースにタイを中心とした現地の研究者と緊密に連絡をとり、共同研究を立ち上げ、推進しています。

 

所在地

19D, GP Grande Tower, 55, Soi 23, Sukhumvit Rd,
Klongtoey Nua, Wattana, Bangkok, 10110 THAILAND
電話: +010-66-2-664-3619
Fax: +010-66-2-664-3618

 

アクセス

スワンナプーム(Suvarnabhumi)国際空港より

国際線と一部国内線からバンコク連絡事務所へ
 
【リムジン】:空港カウンターで申し込み案内人の指示に従う。
【メータータクシー】:到着出口(A〜Cのいずれかの出口)からエスカレータで下の階へ行き、空港入り口を出てすぐに前にあるメータータクシーのブースで行き先を告げ乗車。
 

料金

【リムジン】:メータータクシーの約3倍。
【メータータクシー】:タクシー料金約250バーツに加えて空港のスタンド利用50バーツとルートにより高速料金約65バーツ。
所要時間:約1時間

 
[スワナプーム空港での注意]

到着出口について

 出口A〜Cがあるが、いずれも極めて狭く大混雑している。出口は空港会社で指定されているが、荷物引き取り箇所が指定出口とはかなり離れた箇所になることもあり、他の出口から出ることも可能。
待ち合わせの場合には、事前に出口A〜Cのいずれか、また出口を出てから左側か右側かを打ち合わせておく必要。タクシー利用の場合には、右側へ。

 

国内線乗り継ぎについて

 航空券の発券で予め予告されるが、スワナプーム空港からドンムアン空港までの乗り継ぎ時間は3時間30分以上必要。30分毎にシャットルバス運行。入国手続きが行き先(バンコク、チェンライ、チェンマイ、クラビ、プーケットなど)及び搭乗便で異なる。また荷物引き取りも同じ。航空券発行の旅行会社で確認し、チェックイン時、到着前にアナウンスされる機内案内に注意のこと。

該当航空会社タイ国際航空、Nok Air, One-Two-Go


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