東南アジア研究センター（当時）の草創期に活躍され、官制化を目前にして急逝された棚瀬襄爾博士の『他界観念の原始形態』が、1966年「東南アジア研究叢書」の第1冊として刊行されました。その後、第4冊からは出版を創文社に委託し、24冊にいたりました。その内訳は、所員ならびに関係者による単著が14冊、論文集が8巻冊、翻訳書が2冊ですが、論文集には、10周年、15周年、20周年の節目に所員の代表作を集めて編まれたものもあり、その1冊1冊が東南アジア研究の新しい地平を切り開いてきたといえるかもしれません。1991年以降、刊行されていません。
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既刊一覧
24．『東南アジアの熱帯多雨林世界』
aaaaa山田 勇 著 1991年
23．『ドンデーン村の伝統構造とその変容』
aaaaa口羽 益生 編 1990年
22．『ドンデーン村 ――東北タイの農業生態』
aaaaa福井 捷朗 著 1988年
21．『ベトナム村落の形成――村落共有田 = コンディエン制の史的展開』
aaaaa桜井 由躬雄 著 1987年
20．『東南アジア世界の構造と変容』
aaaaa石井 米雄 編 1986年
19．『東南アジアの人口』
aaaaa小林 和正 著 1984年
18．『熱帯デルタの農業発展 ――メナム・デルタの研究』
aaaaa高谷 好一 著 1982年
17．『インドネシア民族主義研究――タマン・シスワの成立と展開』
aaaaa土屋 健治 著 1982年
16．『タイ農村の社会組織』
aaaaa水野 浩一 著 1981年
15．『東南アジア世界――地域像の検証』
aaaaa渡部 忠世 編 1980年
14. 『中国の経済発展』
aaaa市村 真一 (監訳) エクスタインほか 編 1979年
13. 『東南アジアの政治的腐敗』
aaaa西原 正 編 1976年
12．『マレー農村の研究』
aaaa口羽; 坪内, 前田 編 1976年
11. 『東南アジアの経済発展』
aaaa市村 真一 編 1975年
10．『インドネシアの米』
aaaa本岡 武 著 1975年
9．『上座部仏教の政治社会学』
aaaa石井 米雄 著 1975年
8. 『タイ国 – ひとつの稲作社会』
aaa石井 米雄 編 1975年
7．『東南アジアの自然・社会・経済』
aaa市村 真一 編1974年
6．『ビルマ ――地誌・歴史・経済』
aaa野上裕生 (訳), シュトルツ．1974．
5．『カレン族の社会・文化変容』
aaa飯島 茂 著 1971年
4．『離婚』
aaa坪内 良博, 坪内 玲子 著 1971年
3．『東南アジア農業開発論』
aaa本岡 武 著 1968年
2．『タイ・ビルマ現代政治史研究』
aaa矢野 暢 著 1968年
1．『他界観念の原始形態』
aaa棚瀬 襄爾 著 1966年
