グローバル生存学大学院連携プログラム

 国内実習は、京都大学医学研究科および千葉大学医学部(合計12日間)で実施した。GSS院生は、東南アジア諸国から招聘された院生/若手研究者とともに千葉大学医学部で開催された日米医学協力委員会コレラ合同部会にオブザーバーとして参加し、ポスター発表を読んで、同行した海外アドバイザーであるR. Hall博士(米国NIH)から説明を受け、意見交換した。

国内実習は、京都大学医学研究科および千葉大学医学部(合計12日間)で実施しました。GSS院生は、東南アジア諸国から招聘された院生/若手研究者とともに千葉大学医学部で開催された日米医学協力委員会コレラ合同部会にオブザーバーとして参加し、ポスター発表を読んで、同行した海外アドバイザーであるR. Hall博士(米国NIH)から説明を受け、意見交換しました。

「リーディング大学院」は、広く産学官にわたって活躍できる、世界的リーダーを養成することを目的とする博士課程のプログラムです。京大のリーディング大学院の1つであるグローバル生存学大学院連携プログラム(Global Survivability Studies,GSS)は、この構想のもとに、様々な分野の博士課程に入学する1年次の応募者の中から優秀で、精力的に学問・研究を実施できそうな約20名(1学年当たり)を選び、正式に所属する博士課程での教育に加えて、特別な学際的教育を施して、ヒトの生存に関わるグローバルな問題(災害、環境変動、感染症、食料危機など)に対処できる世界的なスーパースターを養成するプログラムです。2012年度GSSには、9大学院・3研究所が参加し、そのうち東南研からは、教員4名(河野泰之教授・西渕光昭教授・松林公蔵教授と甲山治准教授)が協力し、プログラム教授・講義・セミナー・フィールド実習の担当や院生の指導に貢献しました。

 西渕光昭教授は、食の安全安心および感染症に関する国内および海外のフィールド実習を担当し、GSS院生を引率しました。

 

海外実習は、マレーシア、シンガポール、バングラデッシュ、および中国の食品安全あるいは感染症関係の機関を訪問した(合計16日)。写真は京大GSS関係参加者が、バングラデッシュの国際下痢症研究センター(ICDDR, B)関係者の引率で、スラム街のコレラワクチン評価トライアル地域を視察後にICDDR, Bに到着した場面。 

海外実習は、マレーシア、シンガポール、バングラデッシュ、および中国の食品安全あるいは感染症関係の機関を訪問しました(合計16日)。写真は京大GSS関係参加者が、バングラデッシュの国際下痢症研究センター(ICDDR, B)関係者の引率で、スラム街のコレラワクチン評価トライアル地域を視察後にICDDR, Bに到着した場面。

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