2019年度の共同利用・共同研究拠点「東南アジア国際共同研究拠点」の年次研究成果発表会を下記の要領で実施いたします。
平成31年度東南アジア研究所共同利用・共同研究拠点
「東南アジア研究の国際共同研究拠点」年次研究成果発表会
日時: 2020年2月13日(木), 14日(金)
場所: 2月13日(木)京都大学稲盛財団記念館 3階小会議室Ⅰ 16:35-18:55 タイプⅥ
2月14日(金)京都大学稲盛財団記念館 3階大会議室 9:00-17:40 タイプⅠ~Ⅴ発表および総合ディスカッション
プログラム:
2月13日(木) 3階小会議室Ⅰ 16:35-18:55
16:35 開会・趣旨説明 小泉順子(京都大学東南アジア地域研究研究所)
セッション1
16:40 –16:55 終了課題Ⅵ-1 翟亜蕾・京都大学大学院経済学研究科
「ミャンマー人女性の越境結婚における民族的・文化的要素について」
16:55 – 17:10 終了課題Ⅵ-2 黄 潔・京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
「東南アジア大陸部におけるタイ系民族の「国の柱」祭祀と習合現象に関する民族誌的研究」
17:10 – 17:25 終了課題Ⅵ-3 池田昌弘・神戸大学大学院経済学研究科
「植民地期ベトナム南部における地域内商品米取引―ベトナム語新聞からの接近」
17:25-17:40 終了課題Ⅵ-4 前田紗江・京都大学大学院医学研究科
「日本および東南アジアにおける女性生殖器がん治療後の性生活に関する情報探索行動への影響因子―文献検討とインタビュー調査を通して」
17:40-17:55 終了課題Ⅵ-5 北澤直宏・京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
「ベトナム共和国・第二共和政期における、仏教の政治参画:国会議事録の分析を通して」
17:55-18:10 終了課題Ⅵ-6 落合いずみ・神戸市外国語大学
「アタヤル語群の共時的及び通時的言語研究」
18:10-18:25 終了課題Ⅵ-7 村雲和美・筑波大学大学院人文社会科学研究科
「日尼経済連携協定(EPA)での人の移動の歴史と現状」
18:25-18:55 質疑応答(30分)
2月14日(金) 3階大会議室 9:00-17:40
9:00 開会 小泉順子(京都大学東南アジア地域研究研究所)
9:00-9:10 所長挨拶 速水洋子(京都大学東南アジア地域研究研究所)
9:10-9:15 拠点の状況報告 小泉順子(京都大学東南アジア地域研究研究所)
セッション1 司会 町北朋洋(京都大学東南アジア地域研究研究所)
9:20 – 9:30 終了課題Ⅳ-2 代表:安富淳・宮崎国際大学国際教養学部
「東南アジア諸国における殉職兵士の扱いと安全保障政策への影響に関する比較研究」
9:30-9:40 終了課題Ⅰ-2 代表:宮田敏之 ・東京外国語大学大学院総合国際学研究院
「東南アジア大陸部稲作経済の新展開―タイにおける日本米と香り米の栽培・商品化」
9:40-9:50 終了課題Ⅳ-7 代表:今中雄一・京都大学大学院医学研究科
代理発表:瀬川裕美・京都大学大学院医学研究科
「ブータン王国におけるGNH政策に沿ったNCD予防介入―ブータン王国政府データ解析を通して」
9:50-10:00 終了課題Ⅰ-1 代表:谷川竜一・金沢大学新学術創成研究機構
「東南アジアにおける日本の戦後賠償に関する建築・土木史的研究」
10:00-10:10 継続課題Ⅳ-9 代表:竜野真維・京都大学大学院医学研究科
「インドネシア小規模金採掘実施地域でみられる乳幼児の異常における水銀中毒の影響」
10:10-10:20 継続課題Ⅳ-7 代表:堀江未央・名古屋大学高等研究院
「移動者がホームにもたらすもの―中国と東南アジアにおける人口移動と送り出し社会の変容」
10:20-10:35 質疑応答(15分)
セッション2 司会 坂本龍太(京都大学東南アジア地域研究研究所)
10:35-10:45 終了課題Ⅲ 代表:小泉佑介・上智大学アジア文化研究所
「インドネシアにおける経済センサス個票データの利用価値とその可能性」
10:45-10:55 終了課題Ⅳ-3 代表:佐藤翔・同志社大学免許資格課程センター
「東南アジア地域研究資料のオープン・サイエンス化に向けたとりくみ」
10:55-11:05 終了課題Ⅳ-4 代表:渡辺長・帝京科学大学医療科学部
「タイ東北部における家族介護者の負担感と背景因子の検討―介護負担軽減を目指して」
11:05-11:15 終了課題Ⅳ-5 代表:野中葉・慶應義塾大学総合政策学部
代理発表:佐々木拓雄・久留米大学法学部
「インドネシアにおける宗教による平和と共生の模索」
11:15-11:25 終了課題Ⅳ-6 代表:佐藤恵子・上智大学アジア人材養成研究センター
「タイにおけるクメール碑文の基礎研究」
11:25-11:35 終了課題Ⅱ 代表:佐藤若菜・新潟国際情報大学国際学部
「中国と東南アジアにおける政治経済的変容と女性の移動」
11:35-11:45 終了課題Ⅳ-8 代表:飯塚宜子・京都大学東南アジア地域研究研究所
「パフォーマンス・エスノグラフィーを応用した地域研究方法論の共同研究」
11:45-12:00 質疑応答(15分)
12:00 – 13:00 昼食 (60分)
セッション3 司会 Mario Lopez(京都大学東南アジア地域研究研究所)
13:00 – 13:10 終了課題Ⅴ 代表:Michael D. Pante・Ateneo de Manila University, Department of History
A Capital City at the Margins: Quezon City and Urbanization in theTwentieth-Century Philippines
13:10-13:20 継続課題Ⅰ-1 代表:横山智・名古屋大学大学院環境学研究科
代理発表:佐々木綾子・日本大学生物資源科学部
「東南アジア大陸部における発酵食文化の位置づけに関する総合的・通地域的研究」
13:20-13:30 継続課題Ⅰ-2 代表:御田成顕・九州大学持続可能な社会のための決断科学センター
「熱帯泥炭火災に寄与する消防インフラストラクチャーの解明」
13:30-13:40 継続課題Ⅱ-1 代表:百村帝彦・九州大学熱帯農学研究センター
「東南アジア農山漁村における生態資源利用の歴史的展開と今日的意義―カンボジア・ポーサットにおける事例研究」
13:40-13:50 継続課題Ⅲ-1 代表:菅谷成子・愛媛大学法文学部
「資料分析に基づいたスペイン植民地期フィリピン社会経済に関する基礎研究」
13:50-14:05 質疑応答・討論(15分)
14:05-14:20 コーヒーブレイク(15分)
セッション4 司会 岡本正明(京都大学東南アジア地域研究研究所)
14:20-14:30 継続課題Ⅳ-1 代表:伊賀司・名古屋大学大学院国際開発研究科
「東南アジアの選挙監視と政治体制に関する比較研究」
14:30-14:40 継続課題Ⅳ-2 代表:柿崎一郎・横浜市立大学国際教養学部
「近代東南アジアの社会経済的変容とコミュニケーション技術の発展」
14:40-14:50 継続課題Ⅳ-3 代表:池田一人・大阪大学大学院言語文化研究科
共同発表:菅原由美・大阪大学大学院言語文化研究科
「イスラーム受容体としての東南アジア―上座部仏教社会におけるムスリム共生の歴史学的・人類学的研究」
14:50-15:00 継続課題Ⅳ-4 代表:青山和佳・東京大学東洋文化研究所
「人間の回復と地域社会の再生のための開発実践考―フィリピン・ ダバオ市の有機農園を対象とした予備的考察」
15:00-15:15 質疑応答・討論(15分)
15:15-15:30 コーヒーブレイク(15分)
セッション5 司会 小林 知(京都大学東南アジア地域研究研究所)
15:30-15:40 継続課題Ⅳ-5 代表:王柳蘭・同志社大学グローバル地域文化学部
「移民・難民の表象分析と多様なアクターによる映像実践―アジア・アフリカにおける比較研究」
15:40-15:50 継続課題Ⅳ-6 代表:丸井雅子・上智大学総合グローバル学部
「世界遺産アンコールをめぐるグローバル規範再考―地域情報学による在来知の発掘」
15:50-16:00 終了課題Ⅳ-1 代表:大野昭彦・青山学院大学国際政治経済学部
「東南アジア農村信用組合の資金余剰問題研究―金融市場への農村貯蓄の統合をめざして」
16:00-16:10 継続課題Ⅳ-8 代表:内藤直樹・徳島大学大学院社会産業理工学研究部
「東-東南アジアにおける世界農業遺産登録地域の生態学的および歴史的な特性に関する比較研究―国家・市場経済・.生態系」
16:10-16:25 質疑応答・討論(15分)
16:25-16:40 コーヒーブレイク(15分)
16:40-17:40 総合ディスカッション(60分)
司会:
三重野文晴 京都大学東南アジア地域研究研究所
登壇者:
佐藤若菜 新潟国際情報大学国際学部
小泉佑介 上智大学アジア文化研究所
渡辺長 帝京科学大学医療科学部
飯塚宜子 京都大学東南アジア地域研究研究所
安藤和雄 京都大学東南アジア地域研究研究所
17:50- 懇親会 京都大学東南アジア地域研究研究所 稲盛記念館3F中会議室