共同研究及び出版:公募は締め切りました。
1963年の設立以来、京都大学東南アジア地域研究研究所は東南アジアにおける歴史、自然、生態学、政治、社会学、経済、文化を含める統合地域研究を発展させてきました。約半世紀にわたる東南アジア研究の実績が認められ、2010年4月、文部科学省から共同利用・共同研究拠点「東南アジア研究の国際共同研究拠点」として認定され、東南アジア研究に関する国際的な公募研究や共同利用の事業を開始しました。この事業の目的は下記の三つであり現在本格的に推進しております。
- 1) 文理融合と現地社会との共働を核とする東南アジア研究の推進
- 2) 東南アジア関連史資料のアジア・ハブ強化を目指す「国際共同研究」
- 3) 世界トップレベルの学術雑誌・叢書の出版をねらいとする「国際公募出版」などの共同研究の事業、及び共同利用・共同研究室の設置、図書室、地図・資料室などの共同利用の事業
2021年度の共同研究および公募出版は以下の要領で行います。
これまで2年間の研究期間を基本としてきましたが、2021年度は最終年度にあたることから、タイプIII(資料共有型)、タイプ IV (萌芽型)、タイプV (公募出版)、タイプVI (若手個別型)のみ公募を行い、いずれも研究期間は1年とします。(タイプI (フィールド滞在型)とタイプII(拠点集中型)の公募はありません。)皆さまの活発なご応募をお待ちしています。