日時:2016年2月25日(木)16:00-18:30、 26(金)9:00-18:00
場所:
2月25日(木)京都大学稲盛財団記念館 3階小会議室Ⅰ 16:00-18:30 タイプⅥ
2月26日(金)京都大学稲盛財団記念館 3階大会議室 9:00-18:00 タイプⅠ~Ⅴ
報告
「東南アジア研究の国際共同研究拠点」では、慣例となっている年次研究成果報告会を、2月25日及び26日の二日間にわたり、稲盛財団記念館で実施した。25日は終了課題のみ7件(このうち2件に関しては欠席のためレポート提出により代替)、26日は終了課題13件及び継続課題13件で、二日間で合わせて33課題の研究成果が報告された。スケジュールの都合上、代表者の各報告は発表8分、質疑2分の計10分という短いものであったが、充実した研究成果報告が相次いだ。
そして、26日の最後には、総合ディスカッションが行われた。総合ディスカッションは、東南アジア研究所の小泉順子教授の司会のもと、光永靖(近畿大学農学部)奥村智憲(大阪府立環境農林水産総合研究所)、高木佑輔(政策研究大学院大学)、長田紀之(日本貿易振興機構アジア経済研究所)、小林知(京都大学東南アジア研究所)の各氏に登壇いただき、研究成果報告会の内容について総評をいただくと同時に、東南アジア研究の国際共同研究拠点の存在に対して財源としての役割のみならず、年次研究成果報告会が東南アジア研究に関わる様々な分野の研究者が刺激し合い、新しいアイディアを得る貴重な機会になっていることなど好意的な意見が多くみられた。プログラムについて、セッションごとに関連性を持たせるべきという意見も見られた一方で、参加者が最初から最後まで全部聞くというスタンスを維持するためにもあえてセッションごとのテーマを策定するべきではない、という意見もみられた。
発表会の後に行われた懇親会でも、年次研究成果報告会が多様な分野の研究者がお互いに交響し合う貴重な機会になっていることが再確認された。
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