2012年1月28日に東カリマンタン州のサマリンダ市ムラワルマン大学にて京都大学東南アジアフォーラムが開催された。このフォーラムに伴い、京都大学本部より京都大学副学長兼理事、京都大学職員3名、東南アジア研究所より教授1名、准教授1名、助教1名、研究員2名、事務職員4名が現地に赴いた。フォーラムの翌日、一行は東カリマンタンの自然保護の状況視察し、森林政策の情報収集を行った。また、その内の何名かは東南アジア研究所のジャカルタ事務所へ向かい、事務所とジャカルタの街を視察した。

KaltimPost

インドネシア新聞「KALTIM POST」2012年1月30日付

(記事の要約)
2012年1月28日にサマリンダ市ムラワルマン大学にて、京都大学東南アジアフォーラムが開催され、京都大学インドネシア留学生同窓会(HAKU)をはじめ、京都大学の専門家や研究者が多数出席し、活発な議論が展開された。京都大学副学長大西有三氏によって、京都大学が東カリマンタン州の環境保全問題に対して協力することが表明された。東カリマンタン州副知事H Farid Wadjdy氏はこの表明を受け入れ、石炭採掘跡地など東カリマンタン州の現状を指摘するとともに、東カリマンタン州グリーンプロジェクト(Kaltim Green)をはじめとする環境保全に対する取り組みを紹介し、京都大学による今後の協力に期待を寄せた。

要約:東南アジア研究所GCOE研究員 鈴木 遥

KALTIM POST 2012年1月30日付