焼畑を活かした《くらしの森》づくり 2017」のご案内
滋賀県北部の山間部では1960年代まで焼畑を拓き、カブラや雑穀、桑などを栽培してきました。火野山ひろばでは、地域の方々とともに2009年より長浜市余呉町の高時川源流域で在来農法を活かした地域づくりに取り組んでいます。
今年の夏も、下記の日程で山を焼きます。山林の伐採、火入れから収穫、加工にいたる一連の火入れ世界を楽しんでみませんか。
【場所】
滋賀県長浜市余呉町中河内(なかのかわち)集落の林野
【予定】
・伐開 7月15日(土)(予備日:7月16日)
・火入れ、播種 8月5日(土)
・間引き 9月初旬~下旬
・収穫 11月初旬~中旬
*天候により日程が動く可能性があります。
【講師】
余呉町摺墨山菜生産加工組合の方々・中河内集落の方々
【参加費】
・交流会:2000円(火入れ・収穫日のみ。お昼に地域の方々との交流会を予定しています)
・保険料:500円(伐開・火入れ参加者のみ)
【集合】
JR余呉駅(北陸本線)に午前9:00(駅から現地までは、車に乗り合わせて移動)
*作業内容と天候によって、集合時刻が前後する可能性があります。
また、車でお越しの方は、直接現地にお越しいただいても結構です。
作業終了時刻は16時頃を予定しています。詳細は、参加希望者にあらためてご案内します。
【持ち物】
軍手、作業に適した服装・靴、帽子、タオル、水筒、あればナタ、カマなど
*火入れ参加者は、万一のことを考え火がつきにくい服でお願いします。
参加希望者は、各作業実施日の3日前までに、下記までメールでご連絡ください。1日だけの参加も大歓迎です。
ご不明な点についても、お気軽にお尋ねください。
【連絡先】
京都学園大学バイオ環境学部・京都大学東南アジア研究所
鈴木玲治:suzuki[at]kyotogakuen.ac.jp
【主催】火野山ひろば・余呉焼畑山カブラ保存会・京都大学生存基盤科学研究ユニット・東南アジア研究所実践型地域研究推進室
【共催】滋賀県立大学伝統農林業研究会、あいあいネット(いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク)、科研費補助金 基盤(B)
「焼畑の在来知を活かした日本の食・森・地域の再生:地域特性に応じた生業モデルの構築」