フィリピン、バルナバ・クリニックの冨田江里子さんをお招きし、20年に及ぶルソンでの現地助産院の活動と、草の根のケアについてお話をしていただきます。
日時:2019年7月24日(水)午後4時~5時半
場所:京都大学東南アジア地域研究研究所 稲盛記念館2階北側 東南亭
講演者:冨田江里子さん 「貧しい人たちのためのケア:フィリピン田舎の助産院での20年の活動から」
以下 清水展氏による紹介:1997年に、日本の小さなNGO(IKGS@兵庫県山南町)の植林事業の現地コーディネーターとして活動する夫の冨田一也氏に合流して以来、20年にわたって西ルソン・サンバレス州・スービック町で暮らしている。地域の最貧困層の女性たちのための助産院(セント・バルナバ・クリニック)を運営している。2017年6月現在までに、4,500件の出産と産後訪問ケア、6万人を超える貧困層のあらゆる病人のケア、先天性心臓奇形児などの手術費用支援などを行ってきた。昨年は、第50回社会貢献賞(公益財団法人社会貢献支援財団)を受賞されました。
共催: 科研A「応答の人類学」
冨田さんの日常的な活動については、下記ブログを参照ください:
https://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko/38152323.html
受賞関連サイト:
https://www.fesco.or.jp/winner/h30_50/winner.php?wid=12368