杉原薫 | 京都大学 東南アジア地域研究研究所

杉原 薫

sugihara cseas.kyoto-u.ac.jp

部門・職位

グローバル生存基盤研究部門 連携教授

専門

経済史・環境史

研究分野 / キーワード

・アジア間貿易論
・生存基盤論
・グローバル・ヒストリー
・環境経済史





研究概要

(1) アジア間貿易の歴史的研究:2015-2017年度に植民地期インドの貿易・交易統計の研究を行った(基盤B)。サラワクの戦後の貿易、戦後アジアの資源貿易なども手がけている。

(2) アジア型発展径路の研究:モンスーンアジアの人口扶養力は、水、土地、バイオマスエネルギーやその背後にある生態系によって支えられてきたが、戦後、「化石資源世界経済」の一部となり、現在ではむしろそうした世界経済を牽引する存在となった。こうした大転換を研究する枠組を構築しようとしている。

外部資金獲得(日本学術振興会・科学研究補助金)

種別 テーマ 期間 代表/分担
基盤研究(A) 近現代における環インド洋熱帯地域の複数発展径路-発展と低開発の複眼的視野の中で 2019 – 2021 分担
基盤研究(B) 重層的決済システムと中央銀行制度成立過程の再考 2019 – 2022 分担
基盤研究(B) インド洋交易圏の統計的研究―近代世界における地域交易像の再構築ー 2019 – 2021 代表
基盤研究(B) 経済発展における重層的決済システムの役割と近代銀行史の再考 2016 – 2018 分担
新学術領域研究(研究領域提案型) 新興国の政治と経済発展の相互パターンの解明 2015 – 2017 分担
基盤研究(B) 植民地期インドにおける外国貿易・国内交易・物価の長期趨勢と変動 ―統計的研究― 2015 – 2017 代表
新学術領域研究(研究領域提案型) 新興国の政治と経済発展の相互パターンの解明 2013 – 2017 分担
新学術領域研究(研究領域提案型) 新興国における経済発展経路の国際比較 2013 – 2017 代表