The Nippon Foundation Fellowships for Asian Public Intellectuals


Michi Tomioka 冨岡 三智

写真家名:Heru Santoso

11月26日
国立芸術高校(SMKN8/SMKI)プンドポにて「スリンピ・ゴンドクスモ」の公演。そのためにスラカルタ宮廷に公演の成功祈願とお供えをお願いした。写真1はそのお供えの1つで「クタン・ビル(青く着色したもち米)」という。これは宮廷特有のお供えで、南海に棲む宮廷の守護女神ラトゥ・キドゥルが好きなものと言われている。(実際に美味しい。) 全員にいきわたるよう、通常の2倍の量をお願いする。

公演ではもちろん、私も4人の踊り手の1人として舞った(写真2)。他の3人は国立芸大舞踊科の先生たちで、2001~2003年に私が故ジョコ女史にレッスンを受けている時に一緒に参加し、すでに2002年、2003年にはこのメンバーで公演をしてもいる。

スリンピでは4人がいろんな、シンメトリーな配置を描きながら踊る。全員が同じ衣装で同じ動きを舞うのだが、実はそれぞれの踊り手は人体の各部を象徴していて、「バタッ」(頭)、「グル」(首)、「ドド」(胸)、「ブンチッ」(尻)という名前がつけられている。私が踊ったのは「バタッ」で、これは一番重要で責任があるパートだ。写真では、右奥で立っているのが私である。

 2007年6月28日 ブドヨの公演写真
                                  
            

 2007年8月 Kick Andy 司会のアンディーと