伊東五恵氏(API 5期フェロー)が福岡でワークショップを開催されました。
平成20年度 福岡市博物館 夏休み・小学生向けワークショップ
土でつくるわたしの「いえ」
福岡市博物館では平成9年度以来、毎年、夏休みに小学生向けのワークショップを開催しています。今年は、小学校3年生から6年生の児童とその保護者を対象に、〝土でつくるわたしの「いえ」〟と題し、講師には、国内外で活躍する宮崎在住の陶芸作家・伊藤五惠(いとう・いつえ)さんをお招きします。
ワークショップの内容と特徴
1. 陶器の「いえ」をつくります。
板状にした粘土をつかって家型オブジェをつくります。
①形をつくる→乾燥・素焼き→②色をつける→焼成→③完成した作品の鑑賞会
という工程なので、3回連続講座です。
2. 福岡市博物館では初めての〝焼きもの〟ワークショップです。
アンケート等で要望は多かったものの、設備の問題からこれまで実現しませんでしたが、九州産業大学芸術学部のご協力によって、初めて実現します。また、ワークショップ当日のお手伝いを、九州産業大学芸術学部陶芸コースの学生さんたちにお願いしています。
3. 福岡市博物館では初めての本格的な〝バイリンガル講座〟です。
講師の伊藤五惠さんは、アメリカでの留学経験に加え、ハワイ大学など複数のアメリカの大学での教授経験があり、日本語と英語の両方で指導をしていただけます。 *講師紹介は次頁へ
日時
第1回 平成20年7月26日(土) 粘土で形をつくる
第2回 8月9日(土) 色をつける
第3回 8月23日(土) 作品を鑑賞する
*時間はいずれも14:00~16:00 但し、終了後も納得するまで制作を続けることができます。
場所
福岡市博物館 1階 講座室1
*焼成については、九州産業大学芸術学部の施設を借用。
参加費
材料費として 1800円/1セット レクリエーション保険料として 50円×3日=150円/参加者1人
申込み方法
①往復ハガキ
②FAX
③館内での直接申込みのいずれか
* 詳しくは、別紙のチラシをご覧ください。
* しめ切りは、7月10日(木)必着。 * 定員(25組)を超えた場合は、抽選を行います。
伊藤五惠(いとう・いつえ)さんのプロフィール
宮崎在住の陶芸作家。
世界陶磁器学会(IAC=International Academy of Ceramics)会員、アメリカ陶芸教育学会(NCECA=National Council on Education for the Ceramic Arts)会員。 大阪芸術大学卒業後、アメリカ・ミネソタ州立マンケト大学大学院修士課程、ルイジアナ州立ルイジアナ大学大学院修士課程を修了。
ルイジアナ大学、マンケト大学、ハワイ州立ハワイ大学で客員助教授をつとめる。 2005年には、日本財団アジア・フェローシップを受賞し、タイに滞在して、陶芸がタイ文化に与えた影響の調査や、商業用の陶芸デザインのコンセプト作成にもたずさわった。近年発表した作品には、家をモチーフにした「いえ」シリーズや、東洋のタイルである「塼(せん)」シリーズなどがある。 最近の活動 2007年6月20日~同月25日 「西日本陶芸選抜30人展」岩田屋天神店 2007年10月15日~同月21日 「伊藤五惠展」アクロス福岡 2008年1月10日~同月20日 「伊藤五惠展」ミキモト本店(東京・銀座)
最近の活動
2007年6月20日~同月25日 「西日本陶芸選抜30人展」岩田屋天神店
2007年10月15日~同月21日 「伊藤五惠展」アクロス福岡
2008年1月10日~同月20日 「伊藤五惠展」ミキモト本店(東京・銀座)
制作中の伊藤さん アトリエ風景 広島大学でのワークショップ
小さな「いえ」 想い#2
問い合わせ先
福岡市博物館 学芸課 太田暁子
〒814-0001 福岡市早良区百道浜三丁目1-1
TEL 092-845-5011 FAX 092-845-5019