国際シンポジウム開催
日本財団APIフェローシップ 国際シンポジウム開催のお知らせ
このたび、日本財団とAPIフェローシップ日本事務局を務めております京都大学東南アジア研究所の共催で、朝日新聞社の後援をいただき、国際シンポジウムを開催するはこびとなりました。 日本を含むアジア諸国から様々な分野で活躍する「パブリック・インテレクチュアル」を一堂に集め、「アジア社会にある格差・断絶そして脅威」をめぐる問題群についての現状分析と、「アジア社会をつなぐ大衆文化の可能性」についての報告と討論をしていただきます。このような報告と議論を通じて、アジアに現在存在する格差・断絶の溝を埋め、国を超えたゆるやかな連携を可能にする「共同性」をどう実現してゆくかを探ることがこのシンポジウムの目的です。
ご多忙の事と存じますが、是非ご参加頂きますよう、お待ちしております。お手数ですが、ご参加いただける場合は、往復はがきにご自分の住所・氏名・所属・電話番号を明記の上、「〒107-8404東京都港区赤坂1-2-2日本財団国際協力グループ」宛てにお申し込み下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。尚、誠に勝手ながら申し込み多数の場合は抽選にさせていただきますので、あらかじめご了承下さい。
日 時: 2008年10月4日(土) 午前10時~午後17時
場 所: 浜離宮朝日ホール
主 催: 日本財団、京都大学東南アジア研究所
後 援: 朝日新聞社
場 所: 浜離宮朝日ホール
主 催: 日本財団、京都大学東南アジア研究所
後 援: 朝日新聞社
プログラム
基調講演 ◆東アジア地域協力と公的知識人 (パブリック・インテレクチュアル)
政策研究大学院大学副学長 白石隆
第一部「分断のアジア:直面する課題」
司会:早稲田大学アジア研究所教授 村井吉敬
◆地域紛争:多様性のもたらす負
フリージャーナリスト プランティップ・ダオルアン (タイ)
◆移民労働者と人身売買:グローバル化時代の神話、事実、課題
(フィリピンとインドネシアの研究より)
国際バタム大学法学部講師 リナ・シャーリャニ・シャルラー (インドネシア)
◆国家のはざまを生きる―タイ山地少数民族からみた現代アジア―
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科准教授 片岡 樹
◆感染症・病原体監視システムは「アメダス」になれるか
鳥取大学医学部感染制御学講座ウイルス学分野教授 景山誠二
第二部「融和のアジア:大衆文化の可能性」
司会:京都大学東南アジア研究所教授 清水 展
◆お化け映画天国・アジア
明治学院大学言語文化研究所所長 四方田犬彦
◆多様なユニティ:現実とスクリーン上のアジアのパラドックス
ニューシネマ研究所所長 ニック・デオカンポ (フィリピン)
◆マンガ・アニメ・大衆文化の可能性
マンガ・コラムニスト、学習院大学大学院教授 夏目房之介
ポスター
国際シンポジウム『分断のアジア、融和のアジア ゆるやかな「共同性」を求めて』
の様子はこちらからご覧ください。