バンコク・タイ研究会

更新日:2014/02/14

1) プロジェクト名

バンコク・タイ研究会

 

2) 関連機関

タイ研究会(通称タイスクサ)

京都大学東南アジア研究所バンコク連絡事務所

 

3) 実施期間

2003年-

 

4) 概要

チュラロンコーン大学に留学する日本人留学生を中心に発足した自主勉強会(2000年)が前身であり、2003年5月に、再発足し、京都大学東南アジア研究所バンコクオフィスにて、1、2ヶ月に一度のペースで研究会(調査準備報告、論文報告、書評会、講師を呼んでの講演会など)を開催している。主に、タイに滞在する日本人大学院生や若手研究者などを中心に、それぞれの研究成果の報告や、調査の進捗報告などを行っている。また、最近は、近隣諸国や比較研究に従事する参加者も増えてきている。

研究会の第1の目的は、フィールド滞在期間において、発表・議論の場を確保することである。長期フィールド調査の場合、発表及び議論をし、自身の調査や研究を検討する機会が少なくなる。一方で、フィールド調査の過程では、調査の総括や再検討などが常に必要となるためである。また、第2の目的は、タイ(および近隣諸国)の多角的理解を追及し、研究者相互のネットワークを形成することである。地域研究・開発研究に従事する、様々なテーマと専門分野を背景とする研究者が集まってくるため、それぞれの分野・調査内容・方法論を相互共有・議論することにより、分野を超えた交流と議論の活発化を図る。

組織運営は、基本的には、参加者はメーリングリストを媒体にした、ゆるやかなネットワークを形成している。問い合わせは、事務局遠藤 endo[at]cseas.kyoto-u.ac.jpまで。