研究活動スタート支援

東南アジアにおける天然林から人工林施業への変化が温暖化ガス動態に及ぼす影響

研究代表者: 伊藤 雅之
期間: 2012−13年度

概要:

東南アジア(特にインドネシア)において天然林(保護林や泥炭湿地林)サイトと、急激に面積が増加しつつある人工林(アカシア林やオイルパーム林など)の双方を対象として、温暖化ガス(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素など)の熱帯森林土壌で特有に見られる時空間変動の要因について調査する。地表面ガスフラックスと土壌の環境条件について、伐採直後から植林後複数年に渡る多プロットで同時に行うことで、天然林の人工林化とその成長の際に物質循環や分解者の生態系がどのように変化するかについて、短期間で経時的な視点から評価できることが本研究の特徴である。

 

pagetop