西本 希呼(にしもと のあ)

所属部門:政治経済相関研究部門

職  名:連携助教

専門分野:言語学、オーストロネシア研究、エスノマセマティックス

E-Mail:noa[at]cseas.kyoto-u.ac.jp

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研究関心:

  1. 無文字社会の数概念の考察
  2. オーストロネシア語圏の言語多様性と生物多様性

研究概要:

    本研究の目的は(1)マラガシ語タンルイ方言の分析と記述、(2)仏領ポリネシア・ルルツ島の言語の記述、(3)両言語を含むオーストロネシア語圏の言語多様性と生物多様性にかんする考察を行うことである。言語の調査研究を行っていると、植物、魚、自然現象に関わる様々な表現に出会い、現地での植物利用や自然現象の実生活への応用を観察することができる。本研究を通じて、主に文字に依存しない社会において、どのようにして、計測、測定、時間の認識を行っているか明らかにすることを目指す。
    field-photo-madagascar

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    field-photo-rapanui-easter-island

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    field-photo-Rurutu-French Polynesia

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著  書:

著者名 タイトル 年月
西本希呼 名前が語る家族史 『世界の名前』 2016
名前が語る家族史 『世界の名前』. 千葉克彦(編). 岩波書店
飯田卓・西本希呼・深澤秀夫・RAZAFIARIVONY Michel編著 2016.3.31
『マダガスカルの民話 II』東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所
西本希呼(編) 科学で旅する世界ーフィールドワークの現場から  
 

 

研究プロジェクト :

研究プロジェクト名
[助成機関]
研究代表者 期間
マダガスカル語諸方言の分析と記述-オーストロネシア比較言語学的視点から
その他研究費
西本 希呼 2013 - 2014
研究概要
 本研究の目的は、応募者が従来取り組んできたマダガスカル語Tandroy方言とその周辺の諸方言の調査・分析をさらに進め、動詞カテゴリーを中心としたマダガスカル語に特徴的な文法事象の詳細および方言連鎖の様相を解明すること、そして、それらを通じて、マダガスカル語諸方言がいかなる歴史的経緯を経て現在のそれぞれの体系に至ったかを考察することである。併せて、マダガスカル語以外の同族言語の調査・分析にも視野を [ Read More ]
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