第16回図書館総合展　報告

　東南アジア逐次刊行物総合目録データベース構築に関わる関連プロジェクト（＊１）が結集し、
日本-ASEANをつなぐ – 地域研究拠点ネットワークによる多言語DB連携の取り組み -というタイトルで図書館総合展ポスターセッションに出展しました。

　出展目的は、データベースに関わる研究活動や東南アジア研究拠点図書館間のネットワークを広く知らしめたいということでしたが、データベースに加えて、ガジェッドデバイス（スマートフォンやタブレット等モバイル端末）の図書館における利用例も含めた紹介をしています。
　ポスター展示に向けた作業を行っていく過程で、データベースプロジェクトの推進というだけでなく、関連機関とのネットワークを深めることになりました。今回のパネルは、ポスターセッションでもっとも大きい３面を確保し、東南アジアをアピールして色彩豊かなポスターに仕上がりました。参加した連携機関も好評でしたので、来年もまたフォーラム・ブースなど図書館総合展に皆で参加できればと思います。第１６回図書館総合展は横浜パシフィコで１１月５～７日開催中の入場者は３万人を超える盛況となりました。

　＊１

• ● 科学研究費基盤（C）「インドシナ３国逐次刊行物データベースによる機関横断型ネットワーク構築の研究」
  ◦ 期間：2014-2016
  ◦ 代表：大野美紀子（京都大学東南アジア研究所）
• ● 京都大学東南アジア研究所・公募共同研究 「東南アジア地域資料の長期的収集・利用に関する研究」
  ◦ 期間：2013-2014
  ◦ 代表：矢野正隆（東京大学大学院経済学研究科）
• ● 京都大学東南アジア研究所・公募共同研究「インドシナ戦争期北ベトナ ム逐次刊行物資料保存・利用環境の整備」
  ◦ 期間：2013-2014
  ◦ 代表：岩月純一（東京大学大学院・総合文化研究科）

関連サイト
東南アジア逐次刊行物総合目録データベース：http://cseas.net/sealib/db/
東南アジア逐次刊行物データベース構築研究会（Facebookページ）: https://www.facebook.com/sealibdb/

パネル展示

完成したパネル展示前にて

所蔵館のピン止め作業１

所蔵館のピン止め作業２

第16回図書館総合展前にて

東南アジア