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第168回「東南アジアの自然と農業研究会」2014年12月19日(金)開催

2014/12/19 @ 4:00 PM - 6:00 PM

●日時・場所
2014年12月19日(金)16:00~18:00
京都大学総合研究 2 号館 4 階 大会議室(AA447 ) http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
 
●話題提供者
大出 亜矢子 氏(京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科)
 
●発表題目
インドネシア、トラジャの変容する慣習は地域住民の山地斜面利用にどのような影響を及ぼすか?
 
●発表要旨
山地斜面の耕作地は、低い労働集約性や農村の労働力不足等により、世界的に放棄が進む傾向にある。水・土砂災害の減災の観点から山地斜面の持続的な利用は重要課題である。本研究の対象地であるインドネシアスラウェシ島の山岳高地トラジャは、地域最大のサダン川流域の最上流域に位置し急峻な地形
環境にある。しかし耕作適地が限られるなか、地域住民は、棚田や商品作物栽培地として地形に応じて斜面を利用し生業を営む。また住民による耕作地の栽培種選択は地域の慣習を反映するが、その慣習とは社会状況に応じて地域的に戦略的に変容したものである。地域的な「慣習」の差異の影響は住民の意
思決定過程を通じて土地利用に現れる。地域住民は環境変化をどのように捉えているのだろうか?
本発表は、地域の慣習と土地の結びつきに着目し、衛星画像から土地利用変化履歴と地域住民の環境認知の変化をたどる。

 

連絡先;山中
研究会WEBサイト:http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/seana/index.html

詳細

日付:
2014/12/19
時間:
4:00 PM - 6:00 PM
イベントカテゴリー:

会場

総合研究 2 号館
46 Shimoadachi-cho, Yoshida Sakyo-ku
Kyoto, Japan

主催者

山中