日 時:2015年3月9日(月)14:00-17:30
会 場:稲盛財団記念館201号室「東南亭」
プログラム:
14:00~14:05 開会(趣旨説明)
14:05~15:35 畢世鴻(雲南大学)「ティンセィン政権発足以来の中国・ミャンマー関係」
15:35~15:45 休憩
15:45~17:15 藤田幸一(京都大学東南アジア研究所)「ミャンマー・シャン州チェウメーのシャン族農村の土地利用、生業、農村金融」
発表要旨:
畢報告:中国・ミャンマーの政治・経済関係をカバーする。現在話題になっている中国の対ミャンマー直接投資案件(ミッソンダム建設撤回、銅山抗議事件、石油・天然ガスパイプラインの運営開始など)、コーカン・カチンなど中緬国境の少数民族武装勢力と政府軍の戦闘から生じた諸問題(人道支援、麻薬取り締まり、農業協力、翡翠開発、森林伐採など)などを取り上げ、議論する。
藤田報告:シャン州北部、マンダレー=ムセ街道沿いにある2つのシャン族農村で行っている調査に基づき、タウンヤー利用の変遷と現状、メイズ・サトウキビを中心とする農業の実態、それらと関連する農村金融の実態、とりわけ最近急増している政府系金融の浸透や仏教系NGOの信用組合などの小規模金融の影響について論じる。
なお、研究会のあとには懇親会も開催予定ですので、こちらにも奮ってご参加ください。
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