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国際ワークショップ: 東南アジア地域研究情報資源の共有をめざして ーいま、ライブラリアンから伝えたいことー
2016/02/19 @ 10:30 AM - 5:00 PM
日時: 2016年2月19日(金) 10:30-17:00
場所: 京都大学 稲盛財団記念館 大会議室
プログラム:
10:00 開場
10:30 開会挨拶 河野泰之(京都大学東南アジア研究所・所長)
10:40 趣旨説明 大野美紀子(京都大学東南アジア研究所・助教)
11:00~13:00
セッシヨン1:多言語書誌目録による情報共有をめざして
司会:大野美紀子
報告1:東南アジア諸国における多言語書誌目録の現状報告
(1) Le Thi Lan(ベトナム・社会科学通信院)
(2) Ni Win Zaw(ミャンマー・ヤンゴン大学図書館情報学科)
(3) Manoluck Bounsihalath(ラオス・国立農林業研究所政策センター)
(4) Yun Hak(カンボジア・王立農業大学図書館)
(5) Sivaporn Uthaisa(タイ・タマサート大学図書館)
報告2:日本における多言語書誌目録による情報共有の取り組み
(1) 加藤さつき(東京外国語大学附属図書館)
「目録データの共有と多言語対応−−日本の現状と東南アジア地域研究資料の課題−−」
(2) 木谷公哉(京都大学東南アジア研究所・助教)
「小規模多言語図書データべース構築の構想紹介
−−東南アジア逐次刊行物総合目録データベースを通じて−−」
質疑応答
13:00~ 14:00 休想
14:00~16:00 セッシヨン2:多様な媒体による共同保存・利用への途
司会:小島浩之(東京大学大学院経済学研究科・講師)
(1) 村井友子(ジェトロ・アジア経済研究所図書館)
「地域研究情報資源としての新聞の保存と利用:アジア経済研究所の事例から」
(2) 石川ー樹(東京大学附属図書館)
「東京大学における学内共同保存・共同利用への取り組み」
(3) 石岡克俊(慶應義塾大学大学院法務研究科・准教授)
「図書資料の共同保存・共同利用の法的論点」
質疑応答
16:00~16:10 小休憩
16:10~17:10 総合討論
17:10 閉会挨拶 柴山守(京都大学ASEAN拠点所長)
参加費: 無料
申し込み: 不要
問い合わせ: 東南アジア研究所図書室 大野美紀子(助教)
主催:京都大学東南アジア研究所
共催:京都大学地域研究統合情報センター、地域研究コンソーシアム(JCAS)
協力:
科学技術振興機構(JST)「日本・アジア青少年サイエンス交流計画」(さくらサイエンスプラン)
日本学術振興会研究拠点形成事業(JSPS)「新興ASEAN諸国の移行期正義と包括的発展に関する研究交流」(代表:中西嘉宏)
東南アジア研究所「共同利用・共同研究拠点」(IPCR)
「東南アジア地域研究情報資源としての新聞の媒体変換による長期保存と共有化に関する基礎研究」(代表:小島浩之)
東南アジア研究所「共同利用・共同研究拠点」(IPCR)
「逐次刊行物総合目録データベース作成によるベトナム研究者間の地域研究情報共有化に向けて」(代表:宮沢千尋)
日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(C)
「インドシナ3国逐次刊行物データベースによる機関横断型ネットワーク構築の研究」(代表:大野美紀子)
日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(B)「『図書館資料保存論』に関する基礎的研究」(代表:小島浩之)
WEBサイト:http://www-archive.cseas.kyoto-u.ac.jp/www/2016/databases/sealibdb/ws2015/
Facebook: https://www.facebook.com/sealibdb
国際ワークショップ: 東南アジア地域研究情報資源の共有をめざして ーいま、ライブラリアンから伝えたいことー 報告
東南アジア研究所において、「東南アジア地域研究情報資源の共有をめざして:いま、ライブラリアンから伝えたいこと」と題する国際ワークショップが開催されました。
セッション1では、「多言語書誌目録による情報共有をめざして」をテーマに、東南アジア諸国における多言語書誌目録の現状報告として、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア、タイの図書館から報告が行われました。次いで、日本における多言語書誌目録による情報共有の取り組みとして、加藤さつき氏(東京外国語大学附属図書館)と木谷公哉 東南アジア研究所・助教より日本の現状及び多言語データベースの取り組みが紹介されました。
セッション2では、「多様な媒体による共同保存・利用への途」をテーマに、村井友子氏(ジェトロ・アジア経済研究所図書館)、石川一樹氏(東京大学附属図書館)、石岡克俊 慶應義塾大学大学院法務研究科・准教授より、資料の共同保存・共同利用について、課題提起・事例報告・法的観点による検討と、報告が行われました。
セッション後の質疑応答・総合討論では、原正一郎 地域研究統合情報センター・センター長、上田修一 立教大学文学部特任教授、渡邉斉志(国立国会図書館アジア情報課)、山本和雄(横浜国立大学附属図書館)各氏のコメントをもとに、閉会時間を超過して活発な論議が交わされました。最後に、柴山守 ASEAN拠点・所長よりASEAN諸国学術情報基盤環境ボトムアップとそれに対する日本の貢献の必要性がアピールされ、ワークショップは延べ参加者110名(うち東南アジア諸国から18名)と盛況のうちに閉会しました。
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詳細
- 日付:
- 2016/02/19
- 時間:
-
10:30 AM - 5:00 PM
- イベントカテゴリー:
- ワークショップ, 関連する学会・研究会
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