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人類学映画の射程:上映会

2016/05/09 @ 5:00 PM

■「人類学映画の射程~古典から新潮流まで~」
第1回上映会のお知らせです。

映像人類学に関連する映画を鑑賞する会を開催致します。
当会では、古典的な民族誌映画から新潮流を代表する作品まで幅広く鑑賞し議論をする経験を通して、人類学において映画が
何をしてきたのか、そして今後何ができるのかについて考える会です。

人類学や映像に興味がある方ならどなたでも歓迎です。

第1回はドキュメンタリー映画の父と呼ばれるフラハティの「アラン」を上映いたします。
「極北のナヌーク」監督のフラハティは、映画の完成度はもとより、長期滞在をし、現地の人々と共同で映画製作をすすめたという
意味においても、欠かすことのできない存在です。
「アラン」は、迫力のある映像で数々な映画賞をとり世界的に評価されつつも「神話を捏造した」と後ほど批判する映画が出るなど、論議を呼んだ作品です。
ぜひこの機会にご覧ください。

日時:5月9日(月)[上映]17:00-
会場:国立民族学博物館4階 映像実験室
※参加者多数の場合、別室で開催いたします。

〒565-8511 大阪市吹田市千里万博公園10-1
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access

参加される方はアクセス方法などお伝えいたしますので、
5月7日までに村津蘭(muratsu@jambo.africa.kyoto-u.ac.jp
までご連絡ください。

上映作品
「アラン」(1934年、76分) ロバート・フラハティ監督

作品概要
ドキュメンタリー映画の父と呼ばれるロバート・フラハティ監督の傑作。
映画の舞台であるアラン諸島は、アイルランドのゴールウェイの沖合、大西洋の荒海の真っただ中に浮かぶ島々である。
岩が多くきわめて自然環境の厳しいアラン諸島で、フラハティはわずかなスタッフとともに長期間滞在し、島民の過酷な暮らしを記録した。
ヴェネチア国際映画祭最優秀外国映画賞などを受賞すると同時に、フラハティによる演出も多い作品であり‟ドキュメンタリーの信憑性”についての論議も巻き起こした問題作。

また、本上映会第2回は5月26日木10時00分~、
第3回は6月7日火17時00分~から実施する予定です。
2回目以降の内容については、別途周知させていただきますのでよろしくお願いいたします。

詳細

日付:
2016/05/09
時間:
5:00 PM
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