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フィリピンの台風被害に関する緊急研究集会のご案内 12月4日(水)

2013/12/04 @ 1:00 PM - 6:00 PM

2013年11月8日から9日、フィリピン中部を台風30号(フィリピン名ヨランダ)が襲いました。
この台風による死者は4000人を越え、倒壊家屋は約65万棟、被災者は約1000万人に上ると伝えられています。

被害は広範囲におよび、その全体像がなかなか掴めない中で、貧困や物資の略奪といった側面に関心が集中してフィリピン社会に対するネガティブな見方が
不当に強められているという声が聞かれる一方、この災害対応のあり方にフィリピン社会が抱える課題が集約されているという声も聞かれます。

地域研究を志す学徒として、あるいは隣人として、被災地域の人びとに何らかの救援をと思わざるをえません。
ただし、被災直後の現場に身を置くことによってではなく、緊急対応から復興再建への移行を念頭に置いて、
専門性を活かした関わり方として、研究集会を開催することにしました。フィリピン地域研究者を中心に、
防災や人道支援の専門家を交えた議論を通じて、今回の台風被害とそれへの対応に見られるフィリピン社会の特徴を明らかにし、
それを踏まえた支援の可能性を提案することを目指します。

まだプログラムは確定していませんが、日時・会場と登壇予定者についてお知らせします。

日時: 2013年12月4日(水) 午後1時~午後6時
会場: 京都大学稲盛財団記念館大会議室
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/

報告者
・青山 和佳(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院)
・荒 哲(福島大学非常勤講師)
・石原 バージ(フィリピン人移住者センター(FMC))
・細田 尚美(香川大学インターナショナルオフィス)
・宮脇 聡史(大阪大学)
・(防災・人道支援の分野から1、2名(調整中))

コメンテーター
・寺田 勇文(上智大学アジア文化研究所)
・清水 展(京都大学東南アジア研究所)

主催
・東南アジア学会
・地域研究コンソーシアム(JCAS)
・京都大学地域研究統合情報センター

詳しいプログラムが決まりましたらお知らせします。
みなさんのお越しをお待ちしています。

地域研究統合情報センター
山本 博之

詳細

日付:
2013/12/04
時間:
1:00 PM - 6:00 PM
イベントカテゴリー:

主催者

山本 博之