若手研究(A)

東南アジア赤道域における低湿地と水循環の相互作用

研究代表者 : 甲山 治

研究分担者 :

期間 : 2013-2015年度

研究概要 :

 本研究は,東南アジア赤道域における低湿地と水循環の相互作用の理論的および実証的な解明を目的としている.気象条件,泥炭分布,地下水位, 水質,炭素排出量など,インドネシアリアウ州の泥炭湿地における水・熱および炭素循環を観測する.さらに取得したデータを元に,赤道域低湿地 における水文陸面過程モデルを構築する.構築したモデルは,非静力数値領域気象モデルと結合させることで数値計算を 行い,まずはメソスケールにおいて低湿地における排水と大規模植林が降水に与える影響を解析する.さらには結合したモデルを用いて,赤道域における低湿地 と水循環の相互作用を評価する.
 

pagetop