cseas nl75 特集3 年次報告会 ASEAN研究プラットフォーム

『日ASEAN協働による超学際生存基盤研究の推進』

  東南アジア地域研究研究所の基幹プロジェクトの一つである『日ASEAN協働による超学際・生存基盤研究の推進』のもとに設置された附属センター「ASEAN研究プラットフォーム」の年次集会が2019年2月13日に稲盛財団記念館で開催されました。

 「ASEAN研究プラットフォーム」は、学術の分野・領域を超えて、多様な知識や技術を、産・官・学・市民社会から超学際的に結集することにより、21世紀の国際社会にみられる喫緊課題の解決を目指しています。現在、次世代形成プログラムとアセアン・ローカル・イニシアティブの2つのプログラムが実施され、若手研究者や実務者の頭脳循環ならびアセアンからの研究者のキャパシティ・ビルディングが進んでいます。

 本年次集会では、San San Oo (アウン・クリニック精神科医, ミャンマー)による特別講演に加えて、若手フェロー3名(内藤大輔, Soo Chen Kwan, Moises Neil Serino)、そして4件のアセアン・ローカル・イニシアティブとしてJayl Langub (マレーシア・サラワク大学/WWFマレーシア)、Chansathith Chaleunsinh (学者, ラオス)、 Ardiana Ekawanti (マタラム大学医学部, インドネシア)、Dulce de Jesus Soares (東ティモール教育省大臣)、 Domingos da Silva Soares (ローマカトリック教会, 東ティモール)、Domingos de Sousa Freitas (東ティモール国立大学工学部)の諸氏が成果発表を行いました。