主催:京都大学東南アジア研究所
日時:2016年12月15日(木)
13:30-18:00 [開場:13:00] 入場無料 予約不要
場所:京都大学東南アジア研究所 稲盛 大会議室 map »
言語:日本語/英語(通訳あり)
主催:京都大学東南アジア研究所
共催:国際交流基金アジアセンター
Documentaries line-up 2016
Women of the Forest / Inshallah Montero
フィリピン出身。2012年デ・ラ・サール大学を卒業し、デジタルフィルム制作の学士号を取得。在学中、2011年にネスカフェ映像コンテストで最優秀賞を受賞した。また、卒業作品「Ang Lalaking Parisukat」はCINESBI 2012映画祭で監督賞と最優秀作品賞を受賞。また同作品はマンハッタン国際映画祭2013の受賞作品のひとつとなりニューヨークで上映された。現在、フリーのドキュメンタリー映画監督としてさらに精力的に活動している。
研究者: Sunitha Bisan
タイのアジア工科大学院の開発学・ジェンダーの修士号を持つスペシャリスト。ロンドン大学の法学部を卒業した経歴を持つ。ジェンダーおよび持続性のある開発学に関心をもち、コミュニティベースのジェンダー教育、擁護、知識の懸け橋に主軸をおく。
今回海外で単独でドキュメンタリーを制作するのは初めてだった。私はフィリピン出身のため、話す言葉は違ったが、部族の一員として私を受け入れてくれたように、私も共に暮らした人々について理解した。私は通訳を通して話を聞くと、彼らは心の内をとうとうと語り、私は彼らの怒りと苛立ちを感じた。このような素晴らしい人々に話す機会を与えることは光栄である。彼らの声を増幅し、それに当然の権利を与え、彼らの話を世界中で共有することができれば幸いである。
Mother & Son / Thwe Myo Nyunt
父親は出版者、母親は成功した作家というヤンゴンの文学一家に生まれる。ヤンゴン大学で物理学を学んだ後、家族の伝統に従い、ジャーナリストとして働きはじめ、ヤンゴンの週刊誌「The People's Age」の編集者として、社会および市民社会の問題について多く執筆する。2012年にヤンゴン映画学校の脚本家コースに加わり、後にドキュメンタリー制作をはじめる。監督としての最初の作品は「Mother & Son」である。
編集: Zaw Win Htwe
編集者としてのキャリアは、2000年に「Natural Video Group」で始まり、2000年から2009年にかけて、約15本の主要映画と約80本の映像編集に携わる。2009年ヤンゴン映画学校に入学。海外の講師陣からドキュメンタリー映画制作と編集を学び、編集としてヤンゴン映画学校の映画制作を行う。それ以降様々な映画製作者と協力し、ドキュメンタリーとフィクションの両方を手掛ける。
ミャンマーは約50年間、軍の支配下にあった。国民は民主主義のシステムに変えようと努力し、政府に抗議した。ミャンマーには記憶に残る暴動が88ある。多くの学生が亡くなり、逮捕された。政治犯の家族は非常に多くの困難に直面し、彼らと接触することを恐れる人々もいる。彼らは親戚や周囲の人々から遠ざかろうとする。彼らの両親は特別に暴動に関わることはなかったが、両親、中でも特に母親の強い気持ちは大きな支えとなり、ミャンマーの民主化に非常に重要な役割を果たした。そのため、この映画は、政治犯の全ての母親を代表している。
60 Days / Htut Ye Kyaw, Sett Paing Aung, Pyay Maw Thein
1990年生まれ ミャンマーのパコック出身。2015年にパコック大学を卒業。2015年にThe Human Rights Human Dignity International Film Festival(国際人権映画祭)にて「60日」が選出され上映される。また同作品は2015年にタイのチェンマイ、チェンマイ大学にて行われたミャンマーに関する会議でも上映される。
監督: Sett Paing Aung
1991年生まれ ミャンマーのモン州、ビーリン郡出身。2012年にモーラミャイン大学の法学部を卒業。学士号取得後に法律家となる。2015年にThe Human Dignity Film Instituteにて映画制作を学ぶ。詩人・作家・映画制作者として活躍中。
監督: Pyay Maw Thein
Vein/ Htet Aung San, Phyo Zayar Kyaw, KO JET
1993年生まれ。ミャンマーのヤンゴン出身。2014年ダゴン大学を卒業。2015年にThe Human Dignity Film Instituteにて映画制作を学ぶ。2016年にミャンマーのヤンゴンで開催されたthe Human Rights Human Dignity International Film Festival(国際人権映画祭)にて「鉱脈」が選出され2つの賞を受賞した。
監督: KO JET
1990年生まれ。ミャンマーのマンダレー出身。2012年にマンダレーの国立文化芸術大学を卒業。2015年にThe Human Dignity Film Instituteにて映画制作を学ぶ。
監督: Phyo Zayar Kyaw