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国際ワークショップ “A Way for Enhancing History, Culture and Tradition for Rural Development in Myanmar and Southeast Asia: GNH and Perspective of Alternative Approaches for Rural Development Issues” (ASEAN教育大臣連携機構・歴史文化センター、2018年1月16-17日)

日時:2018年1月16日、17日
場所:ASEAN教育大臣連携機構・歴史文化センター(SEAMEO-CHAT)(本事業のミャンマー相手国側協力期間)

【開催報告】
本事業共済による国際ワークショップ“A Way for Enhancing History, Culture and Tradition for Rural Development in Myanmar and Southeast Asia: GNH and Perspective of Alternative Approaches for Rural Development Issues”が、本事業のミャンマー相手国側機関であるASEAN教育大臣連携機構・歴史文化センター(SEAMEO-CHAT)で開催されました。本ワークショップには本事業のメンバーがミャンマー、日本、カンボジアから参加しました。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

https://japan-asean.cseas.kyoto-u.ac.jp/international-workshop-a-way-for-enhancing-history-culture-and-tradition-for-rural-development-in-myanmar-and-southeast-asia/

国際学会 Southeast Asian Studies in Asia 2017 Conference “Unity in Diversity: Transgressive Southeast Asia” (Chulalongkorn University, Bangkok, THAILAND, 2017年12月16日−17日)

日時:2017年12月16日−17日
場所:Chulalongkorn University, Bangkok, THAILAND

【開催報告】
本事業の共同研究プロジェクトの成果を上記国際学会で8つのパネルに報告しました。当該国際会議は、地域ベースの東南アジア研究の促進を目的に2年に1度開催されます。2017年はバンコク(タイ)のチュランコーン大学で行われました。2日間で約60の研究発表パネルがあり、東南アジア、東アジアを中心に多くの研究者が出席しました。最終成果のとりまとめに向けてそれぞれのパネルで本事業参加者とその他の出席者が議論を交わしました。カンボジア、ミャンマーの本事業参加者のなかには国際学会ではじめて発表する研究者もおり、経験やネットワーキングという点でも重要な機会になりました。

以下に、全体のプログラム、各パネルの開催報告を掲載いたします。

SEASIA2017:プログラム (PDF File) >>

本事業関連パネル

1.1 Continentality of the ASEAN-China Relations: Development, Connectivity and Border (Organizer: Yoshihiro Nakanishi)

4.1 Exploring the future of rural livelihoods in Southeast Asia: A discussion from Cambodia
(Organizer: Satoru Kobayashi)

5.1 Southeast Asian Military Resurgence : what and how ?
(Organizer: Ukrist Pathmanand)

5.2 Reconsidering Post-2011 Myanmar Politics from Marginalized Perspectives: Women, Immigrants and Ethnic Minorities
(Organizer: Chaw Chaw Sein)

9.1 Orality and Literacy in Southeast Asian Religions
(Organizer: Tatsuki Kataoka)

9.2 Transforming Society of Minority through Protestant Evangelism: Cases from the Karen’s missionary in Burma and Thailand
(Organizer: Ikuko Tazaki)

11.1 Poverty Reduction, Firm Growth and Financial Inclusion in Indochina Countries
(Organizer: Fumiharu Mieno)

11.2 Migration in the Mekong Sub-Region and Regional Development
(Organizer: Kenjiro Yagura)

国際ワークショップ “Social Stability and Inclusive Economic Development in Developing Southeast Asia” (Cambodia-Japan Cooperation Center, 2017年1月9日-10日)

日時:2017年1月9日〜10日
場所:Cambodia-Japan Cooperation Center

【開催報告】
本事業のワークショップ“Social Stability and Inclusive Economic Development in Developing Southeast Asia”を京都大学東南アジア地域研究研究所(2017年1月に名称変更)とプノンペン王立大学開発学科との共催でカンボジアのプノンペンで開催しました。

本事業の共同研究である「移行期正義と安定社会」と「包括的経済発展戦略」のメンバーが日本、タイ、ミャンマー、カンボジアから参加し、4つのセッション(”Cambodian Economy”, “Myanmar Politics and Society”, “Comparison of Cambodia, Myanmar and Thailand,” “Social and Economic Sustainability in Cambodia”)に分かれて、研究の進捗状況の報告を行い、外部からの参加者も交えて議論しました。

タイ、ミャンマー、カンボジアそれぞれが抱えている政治、経済、社会問題の共通点や相違点だけでなく、グローバル化の中で国境を越えた動きや、中国からの影響の拡大など、報告や討論者によるコメント、質疑応答のなかで浮かび上がった論点は多岐にわたり、すべての参加者にとって意義深いものとなりました。 

program (PDF File) >>

第40回 東南アジアセミナー: “The Promise and Challenge of Democracy in 21st Century Southeast Asia”(ミャンマー、ヤンゴン、2016年11月19-22日)

日時:2016年11月19-22日
場所:ミャンマー、ヤンゴン

2016年11月19日から22日にかけてミャンマーのヤンゴンで第40回東南アジアセミナーを開催しました。同セミナーは京都大学東南アジア研究所とヤンゴン大学との共催で、文部科学省・特別経費「東南アジアにおける持続型生存基盤研究」と日本学術振興会・研究拠点形成事業(B. アジア・アフリカ学術基盤形成型)の支援を受けました。

東アジア、東南アジアから22人の主に大学院生が参加し、4日間にわたって、東南アジアにおける民主主義の可能性と限界について、講義、ドキュメンタリー映画鑑賞、フィールドワーク、グループ・ディスカッション、グループ・プレゼンテーションを行いました。プログラムは下記のリンクにあるとおりです。

第1日目と2日目はキーノート・スピーチと一連の講義を行いました。キーノート・スピーチではミャンマー連邦議会の前下院議長であるシュエマン氏をお迎えし、体制移行の最中にあるミャンマーの現状と自身の経験について講演を聞きました。講演後には40分にわたって質疑応答の時間を持ち、参加者の学生たちからシュエマン氏に対して多くの質問が投げかけられました。その後の講義では全体を3つのパートに分け、政治、資源管理、市民社会といった観点から、東南アジアにおける民主主義の現状について専門家の講義と質疑応答が行われました。参加者たちと専門家とのあいだで活発な議論が交わされました。

2日目の夜にはドキュメンタリー映画の鑑賞会を開き、ミャンマーに関する2つのドキュメンタリー作品を参加者と監督を招いて鑑賞しました。同国の民主化運動によって息子を失った母親の生活と語りを中心に構成された作品と、翡翠鉱山の労働者の様子を丁寧に描写した作品でした。作品鑑賞後には監督と参加者たちの質疑応答があり、作品の背景や制作過程についても議論が及びました。

3日目はヤンゴン市内でフィールドワークを行いました。まずヤンゴン地域政府を訪問し、地域の知事(Chief Minister)であるピョーミンテイン氏と意見交換をしました。その後、ヤンゴン地域議会の議事堂を見学しました。議会の議長も参加者たちとの交流に参加しました。その後、国民民主連盟(NLD)の本部を訪問し、参加者たちによる元政治囚へのインタビューが行われました。多くの苦難を経験してきた政治囚たちの言葉に参加者たちは耳を傾けていました。最後にThe Irrawaddyの編集室を訪れて、編集者から現在のミャンマーのメディアの役割について話を聞きました。

4日目はグループワークとプレゼンテーションを実施しました。初日に割り当てられた質問を、各グループがポスターを作成して検討するというものです。各グループが各自議論をして報告内容をまとめ、その後、工夫を凝らしたプレゼンテーションを行いました。

4日間という短い期間ではあったものの、東南アジア諸国が抱える民主主義の希望と困難について広く知り、すべての参加者が議論し、体験をする貴重な場になりました。ミャンマーは今、軍事政権から民主化へと一歩踏み出した移行期にあり、そうした国で開催したことの意義は大変大きなものがありました。

program (PDF File) >>

詳細>>http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/event/20161119%E2%88%9222/#20161119%E2%88%9222_report

第10回日本カンボジア研究会(京都大学稲盛財団記念館中会議室、2016年6月11-12日)

日時:2016年6月11日(土)、12日(日)
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_m.htm

本事業と日本カンボジア研究会が開催した「第10回日本カンボジア研究会」が上記の場所と日程において無事行われました。日本カンボジア研究会は、カンボジアに関心を持つ学生、研究者、一般の市民が年に一度集まり、カンボジアの過去・現在・将来に関する多角的な議論を行うことを目的に2007年に設立されました。10年目を迎える今年は、京都大学東南アジア研究所の新興ASEAN諸国研究の国内拠点としての機能を強化することもねらいとして、京都大学東南アジア研究所にて開催しました。初日は、5本の研究報告を英語で実施した後、内戦以前のカンボジアで製作された映画を鑑賞しました。二日目は4本の日本語による発表を行いました。二日間の参加者は延べ50名、うち10名は外国人でした。

【6月11日】
発表(1)
Ms. POEUNG Sokkech(立命館大学大学院政策科学研究科修士課程)
「カンボジアの新興財閥と外国直接投資(FDI)——90年代以降の土着財閥と外資(中国資本)の関係に焦点を当てて——」

発表(2)
小坂井真季(東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程)
「人身取引の被害にあった青少年の自立に関する考察——バッタンバンの児童養護施設を例に——」

発表(3)
Dr. Hart N. Feuer, Assistant Professor, Graduate School of Agriculture, Kyoto University
“Appropriating nutrition science to valorize traditional cuisine: Is there inherent wisdom in Cambodian customary eating patterns?”

発表(4)
Dr. Kobayashi Satoru, Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University
“On the multiple development paths of Cambodian rural society: A reflection from livelihood studies in Cambodia-Thai border area”

発表(5)
Dr. SAM Sam-Ang, Visiting Overseas Professor, National Museum of Ethnology
“Cambodian Performing Arts Projects: International Collaboration with Minpaku”

特別企画「カンボジアにおける映画保存」
モデレーター:岡田知子(東京外国語大学大学院総合国際学研究院)
話者:鈴木伸和(株式会社東京光音)

映画上映
「『12人姉妹』(1968年、Ly BunYim監督)」(協力:大阪アジアン映画祭)

【6月12日】
発表(6)
新谷春乃(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
「クメール共和国期における歴史叙述の変容と多様化」

発表(7)
千田沙也加(名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程)
「ポル・ポト政権期後カンボジアにおける教育モデルの考察——新聞『カンプチア』の分析から——」

発表(8)
北川香子(学習院大学非常勤講師)
「ギメ美術館およびベトナム第2国家公文書館所蔵、阮朝期字喃・クメール文字併記文書について」

発表(9)
吉本康子(京都大学東南アジア研究所連携研究員)
「カンボジアのチャム系ムスリムに関する予備的考察-チャム・バニの宗教実践を中心に」

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ビルマ研究会(京都大学稲盛財団記念館大会議室、2016年5月14-15日)

日時:2016年5月14日(土)13:00~18:00、15日(日)9:00~12:00
会場:京都大学稲盛財団記念館大会議室

上記の日時と場所で、本事業と日本ビルマ研究会が共催する「2016年ビルマ研究会」が開催されました。本研究会の目的は、毎年開催されている「ビルマ研究会」を東南アジア研究所で開催することにより、日本におけるビルマ(ミャンマー)研究の発展に貢献し、また、東南アジア研究所の新興ASEAN諸国研究の国内拠点としての機能を強化することでした。会場の提供だけでなく、本事業から若手報告者のために旅費の支援を行いました。報告内容は下記にあるとおり、考古学、経済学、政治学、文化人類学、哲学等、多岐にわたりました。5月14日は62人、翌15日には47人が出席し学際的な観点から活発な議論が交わされました。

5月14日(土)
【第1セッション】
魚津知克(大手前大学史学研究所)白石華子(京都大学大学院)
「シュリークシェートラ遺跡周辺の遺構現状調査概報―ユネスコ世界遺産登録後の課題―」
菊池泰平(大阪大学言語文化研究科)
「パンロン会議における「民族団結」とは何か?-シャン・ソーブワーの立場からー」
土橋泰子(フリーランス)
「ナガという少数民族─伝承民話を中心に─」

【第2セッション】
根本敬(上智大学総合グローバル学部)
「ビルマ統治法下(1937-48)のインド人移民制限をめぐる植民地政府の対応―ナショナリズムとのせめぎあいの中で」
久保公二(アジア経済研究所)
「ミャンマーの輸出入企業は、なぜ銀行で両替しないのか:企業サーベイによる検証」
伊野憲治(北九州市立大学)
「2015年ミャンマー総選挙とその後」

5月15日(日)
【第3セッション】
藤原敬介(神戸市外国語大学)
「タマン人とその言語」
髙橋昭雄(東京大学東洋文化研究所)
「コーカンのドッカ」

【第4セッション】
Dr. San Tun (Dagon University)
“The Concept of Man in Myanmar Philosophical Thought”
原田正美(元留学コーディネーター)、松尾寛子(神戸大学大学院)
「ミャンマーの高等教育と日本留学の現状」

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国際ワークショップ「東南アジア地域研究情報資源の共有をめざして-いま、ライブラリアンから伝えたいこと-」 (京都大学稲盛財団記念会館大会議室、2016年2月19日)

【開催報告】
国内外の東南アジア研究拠点機関及び図書館から100名以上(海外からの出席者はミャンマーから2名、タイから2名、カンボジアから3名、ラオスから7名、ベトナムから2名、インドネシアから1名)を迎え、東南アジア地域研究の情報資源共有について討議しました。セッション1「多言語書誌目録の現状報告」では、東南アジア各国における図書館データベースの現状と日本における多言語データベースの取り組みが報告され、セッション2では「多様な媒体による共同保存・利用への途」では国内東南アジア研究拠点が抱える資料保存の取り組みについて報告がなされました。本事業が目指す新興ASEAN諸国の研究ネットワークの構築のためにも多くのヒントが得られる充実したシンポジウムになりました。

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JSPS Core-to-Core Program “International Workshop on Critical Hurdles to Myanmar’s Opening Up Process”(京都大学東南アジア研究所・東南亭、2016年2月5日)

【開催報告】
2016年2月5日に本事業共催のもと開催されました。当日のプログラムは下記の通りです。ミャンマーで2011年以来起きている自由化と民主化の動き、そして今後のゆくえを総合的に検討する国際ワークショップとなりました。本事業からは速水洋子、三重野文晴、Dr. Patrick McCormick、中西嘉宏が参加し、それぞれ共同研究の成果の一部について報告しました。ミャンマー、アメリカ、イギリス、オーストラリアから参加した報告者・聴衆約20名が活発な議論を交わしました。

【プログラム】
9:00-9:15
INTRODUCTION: Dr Pavin Chachavalpongpun, Associate Professor, CSEAS

9:15-10:45
SESSION ONE: ECONOMIC CHALLENGES

Moderator: Dr Pavin Chachavalpongpun, Associate Professor, CSEAS
Dr. Fumiharu Mieno, Associate Professor, CSEAS
“Growth Structure, Corporate and Financial System in Myanmar: Historical Context since 1990s”
Dr. Bo Bo Ngu, KBZ Bank, Yangon
“Real Estate and Domestic Banking in Myanmar/Burma”
Dr. Adam Simpson, Director, Centre for Peace and Security, Hawke Research Institute, University of South Australia
“Environmental Governance and the Extractive Industries Transparency Initiative in Myanmar”

10:45-11:00 Coffee Break

11:00-12:30
SESSION TWO: POLITICAL OPENING UP
Moderator: Dr Fumiharu Mieno, Associate Professor, CSEAS
Mr. Aung Tun, Independent Consultant for Development Organisations in Myanmar
“Post Elections Myanmar: Options, Opportunities or Challenges?”
Dr. Nakanishi Yoshihiro, Associate Professor, CSEAS
“Tatmadaw’s New Role and Myanmar’s Opening Up Process”
Dr. Pavin Chachavalpongpun
“Myanmar’s Foreign Policy: Out of Isolation into What?”

12:30-14:00 LUNCH

14:00-15:30
SESSION THREE: SOCIAL CHANGES
Moderator: Dr. Yoko Hayami, Professor and Deputy Director of CSEAS
Dr. Patrick McCormick, Director, École Française d’Extrême-Orient, Yangon
“Ethnic Education in Burma: Experiences and the Way Forward”
Dr. Matthew Walton, Aung San Suu Kyi Senior Research Fellow in Modern Burmese Studies, St Antony’s College, University of Oxford
“Religious Actors in Myanmar’s Political Transition”
Dr. Patrick Strefford, Department of International Relations, Kyoto Sangyo University
“Development Aid and Myanmar: Whose Capacity needs Developments?”

15:30-16:00
WRAP-UP SESSION: Dr Pavin Chachavalpongpun, Associate Professor, CSEAS

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SEASIA 2015 Conference PANEL 1.10 DAY 1 (DEC. 12) Hours: 12.50-14.50 Room 103 THE EMERGING MYANMAR AND THE RESURGENCE OF TRADITIONAL AGRARIAN QUESTIONS (2015年12月12日、京都国際会議場)

日時:2015年12月12ー13日
場所:京都国際会議場

2015年12月12日、13日に開催されたSoutheast Asian Studies in Asia 2015 Conferenceのパネルのひとつとして、本事業のメンバーである藤田幸一(京都大学)が代表となり、本事業の共同研究の成果を発表するパネル” THE EMERGING MYANMAR AND THE RESURGENCE OF TRADITIONAL AGRARIAN QUESTIONS”を開催しました。本パネルは主に共同研究2「包括的経済発展戦略」の研究成果に関するもので、ミャンマーの農村経済、特に土地と信 用市場に焦点を当てた研究が発表されました。報告者(報告用ペーパー執筆者を含む)と報告タイトルは以下の通りです。20名を越える出席者があり、活発な議論が展開されました。

  1. Makoto Inoue (University of Tokyo), Ei Ei Hlaing (Forestry Research Institute), Win Win
    Nwe (Forestry Research Institute) and Koichi Fujita (Kyoto University), “Land utilization and emerging credit markets in two mountainous villages in Northern Shan State, Myanmar”
  2. Koichi Fujita (Kyoto University) and Hla Myint (Myanmar Rubber Planters and Producers
    Association) “Production, processing and marketing structure of rubber and inter-linked credit markets in two villages in Mon State, Myanmar”
  3. Hnin Yu Lwin (Yezin Agricultural University, Myanmar), Ikuko Okamoto (Toyo
    University), and Koichi Fujita (Kyoto University) “Rural class structure, income earnings, and credit markets in two villages in Central Dry Zone and Ayeyarwady Delta, Myanmar”

SEASIA 2015 Conference Panel: PANEL 1.05 DAY 1 (DEC. 12) Hours: 09.30-11.30 Room 555 TRANSBOUNDARY MAINLAND SOUTHEAST ASIA: LOVE/HATE, UPRISING AND POWERING (2015年12月12日、京都国際会議場)

日時:2015年12月12日
場所:京都国際会議場

【開催報告】
2015年12月12日、13日に開催されたSoutheast Asian Studies in Asia 2015 Conferenceのパネルのひとつとして、本事業のメンバーであるUkrist Pathmanand (Chulalongkorn University)が代表となり、本事業の共同研究の成果を発表するパネル” TRANSBOUNDARY MAINLAND SOUTHEAST ASIA: LOVE/HATE, UPRISING AND POWERINGが開催されました。本パネルは本事業の参加者を中心にして東南アジア大陸部を対象に、国境を越えた諸現象(民主化、環境問題、自然災害、文化的影響関係など)を学際的にとらえることも目的としました。発表者と報告タイトルは下記の通りです。20名を越える出席者のもと、活発な議論が交わされました。

  1. Klairung Amratisha (Chulalongkorn University) “Friend and foe: Thailand and Cambodia as represented in modern Thai andCambodian literary and media discourses”
  2. Nattapon Tantrakoonsab (Chulalongkorn University) “The Myanmar 2010 election and the transition to democracy”
  3. Chantana Wungaeo (Chulalongkorn University) “Democracy and conflicts: situating political debates in Thailand and beyond”
  4. Morragotwong Phumplab (Thammasat University) “Building “culture of nation” for the survival of a nation?: a comparative study between Thailand’s and Vietnam’s scheme of national culture and its legacy”
  5. Meng Vong (Royal Academy of Cambodia) “Cultural memory in Cambodia”