「リーディング大学院」は、広く産学官にわたって活躍できる、世界的リーダーを養成することを目的とする博士課程のプログラムです。京大のリーディング大学院の1つであるグローバル生存学大学院連携プログラム(Global Survivability Studies,GSS)は、この構想のもとに、様々な分野の博士課程に入学する1年次の応募者の中から優秀で、精力的に学問・研究を実施できそうな約20名(1学年当たり)を選び、正式に所属する博士課程での教育に加えて、特別な学際的教育を施して、ヒトの生存に関わるグローバルな問題(災害、環境変動、感染症、食料危機など)に対処できる世界的なスーパースターを養成するプログラムです。2012年度GSSには、9大学院・3研究所が参加し、そのうち東南研からは、教員4名(河野泰之教授・西渕光昭教授・松林公蔵教授と甲山治准教授)が協力し、プログラム教授・講義・セミナー・フィールド実習の担当や院生の指導に貢献しました。
西渕光昭教授は、食の安全安心および感染症に関する国内および海外のフィールド実習を担当し、GSS院生を引率しました。