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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

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国内研究会

比較の中の東南アジア研究 第1回研究会 2005/7/23開催

テーマ 
(1)「2005年総選挙とタックシン政権(仮題)」
(2)「アジアにおける地域主義と東南アジア」
発表者
 (1)玉田芳史(京都大学) 
 (2)大庭三枝(東京理科大学)
発表要旨
地域研究としての東南アジア研究は日本で約半世紀の歴史を有している。この間、多くの研究成果を生み出してきていることは周知の事実である。しかしながら、近年、研究対象・手法の細分化などにより研究の蛸壺化が進行し、本来、地域研究が持っていた学際性や柔軟性といった特長が失われつつあるように思われる。その結果、同一の地域を研究する者同士であっても学問的意思疎通に支障をきたす例が見受けられる。ほかの地域や分野の研究者との間ではなお一層の困難に直面することはいうまでもない。
本研究会は、東南アジア研究をほかの研究との比較を通じて一段と発展させるために、分野や地域を越えた学問的交流の場を提供することを目的とする。われわれの知的好奇心をそそる研究者を招いて議論をし、みんなをワクワクさせるような研究成果が生み出されることを願ってやまない。