過去のセミナー案内:18年度
2006年11月
- 「国家・市場・共同体」研究会
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- 日 時:平成18年11月28日(火) 9:00〜10:00
- 場 所:東南アジア研究所 東棟2階E207
- 報告者:古市剛久(博士課程大学院生)オーストラリア国立大学 資源・環境研究センター(Centre for Resource and Environmental
Studies, The Australian national University)
オーストラリア連邦科学産業研究機構 土地・水資源局(CSIRO Land and Water)
- 論 題:ミャンマー・インレー湖流域の土壌浸食及び土砂堆積
- 要 旨:
ミャンマー中東部、サルウィン川流域に含まれるインレー湖流域(5,300平方km)では土壌浸食と土砂堆積が古くから指摘されており(例えば、Thompson,
1944)、流域のもつ経済面、自然環境面、文化面の重要性から、それらが地域レベル及び国家レベル双方の問題として認識されている(Forest Department
of Myanmar, 2002;Furuichi, 2004)。本報告では、現地踏査による試料・データ収集を基本に、土壌・土砂の化学分析、河川の水文観測、湖底・デルタ堆積物の年代測定から、同流域の土壌浸食と土砂堆積のプロセスと歴史を解明中である(2004.01〜2007.05(予定))。発表では、中間データに基づき、河川土砂の起源地及び支配的な浸食プロセスの特定、土砂堆積速度と堆積場の特徴、及び堆積現象(問題?)に関する地域での視点の整理を中心に紹介する。
- 第8回京都大学国際シンポジウム
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- 日 時:平成18年11月23日〜11月25日
- 場 所:ナイラートパーク・ホテル(タイ・バンコク)
- 参加部局:エネルギー理工学研究所, 農学研究科, 理学研究科, アジア・アフリカ地域研究研究科, 東南アジア研究所, 生存圏研究所, 生存基盤研究ユニット
- 「比較のなかの東南アジア」研究会
- 下記の通り研究会「比較の中の東南アジア研究」2006年度第3回を開催いたします。オープンな研究会です。今回はベトナム研究者とフィリピン研究者をお招きしました。多くの方々のご来場をお待ちしております。 なお、この研究会は東南アジア学会関西地区の活動の一環として行われるものです。
- 日 時:平成18年11月18日(土) 14:30〜18:00
- 場 所:京都大学工学部4号館4階
- 報告1:「在米ベトナム人とベトナム共産党の政策転換」古屋博子(神田外国語大学非常勤講師)
- 報告2:「地方自治への市民参加の制度化は可能か?: ケソン市開発評議会の事例を中心に」西村謙一(大阪大学助教授)
- 問い合わせ先:玉田芳史、岡本正明
- 「映像なんでも観る会」
- マーガレット・ミード巡回映画祭開催
マーガレット・ミードの提唱で1977に始まったMargaret Mead Film Festivalは、毎年ニューヨークのアメリカ自然史博物館において開催されます。ドキュメンタリー映画、人類学映画の傑作が世界中から集まることで名高い本映画祭より、さらに優れた作品を厳選し、下記の日程で上映いたします。皆様お誘いあわせの上、どうぞお気軽にご参加くださいませ。
- 日 時:平成18年11月18日(土) 13:00〜
- 場 所:京都大学人間環境学研究科 地下1F B23講義室
- 入場料:無料
- 主 催:
アメリカ自然史博物館、科学研究費基盤研究B「地域研究におけるメディエーションの実証的研究」、
映像なんでも観る会
- 上映プログラム:
13:00- Introduction 川瀬慈(京都大学ASAFAS)
13:15- Bride Kidnapping in Kyrgyzstan
14:15- Al Otro Lado
15:40- Children of the Decree
16:40- Nalini by Day, Nancy by Night, Phantom Limb
17:40- Closing Remarks
- 第29回「東南アジアの社会と文化」研究会
- 第29回定例研究会を下記の通り開催します。今回は京都大学大学院の加藤眞理子さんが、サラパン仏教賛歌について報告します。多くの方の参加をお待ちしています。研究会終了後、懇親会を行いますので、こちらにも振るってご参加ください。
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- 日 時:平成18年11月17日(金) 16:00〜18:00
- 場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2F教室
- 報告者:加藤眞理子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
- 論 題:サラパン仏教賛歌 −東北タイ農村における女性の宗教実践と社会変容−
- 発表要旨:
近年タイ政府主導の開発政策は、それまでの経済発展を偏重する路線から文化の発展をめざす方向へと変化した。そして地方文化復興のために、地元の「伝統」文化が選択され制度化されるようになった。東北タイでは仏教寺院で女性によって謡われる仏教賛歌が取り上げられ、村落で楽しまれていたものが地方規模のコンテスト型イベントへと舞台を変えた。
本発表では、東北タイにおける女性の宗教実践が、90年代以降の文化政策による宗教実践の標準化やイベント化によって、どのように変化したのか、また変化しない点があるとすればそれは何かを検討する。このような検討を通して、変化主体としての女性の重要性を指摘したい。
タイ人の仏教実践を根底から支えるものとして、出家や布施などの行為を通じて功徳を積み、その多寡によってよりよい現世や来世の地位を期待する功徳の論理がある。しかしタイ上座仏教において、男性は一生に一度出家する慣習があるのに対して、女性は制度的に出家できないことから、功徳を積む方法や動機も男性のものとは異なる。男性が僧侶や宗教的リーダーとして制度の一部になり、女性は日常的な実践を通して仏教制度を維持するという性的分業が明確に見られる。
事例としてとりあげるサラパン仏教賛歌は、東北地方における近代タイ仏教の普及の過程で、タイ語で学ぶ俗人のための仏教教育の普及とともに伝わった。僧侶には、若い女性にサラパンを教え寺院で謡わせることによって、俗人、特に出家することがない女性に仏法を広める目的があった。そして俗人にとってサラパンを謡い聞くことは娯楽であると同時に、功徳を積む行為でもあり、若い女性は謡い手、年配女性は聴衆として儀礼に参加した。つまりサラパンをめぐる実践には、性的分業が明確にある。
その結果、サラパンとその謡い方の作法などは、教育省によって標準化されるようになり、サラパンの民謡的側面だけが仏教実践から切り離されたようにみえる。しかしその担い手に目を向けてみると、これまでサラパンを聞くだけであった年配女性が、謡い手としてだけでなく、教え手としても新たな役割を担うようになった。そしてサラパンの節や歌詞などが彼女たちの手によって多様化してきていることが明らかになった。このような年配女性の役割変化はどうして起こったのか、そして彼女たちは功徳やサラパンをどのように捉えているのかを社会背景とその変容から検討する。
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「東南アジアの社会と文化」研究会のホームページです。どうぞご参照ください。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kenkyuukatsudou/syakai-bunka/
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- 世話人:
杉島 敬志(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科),林 行夫(地域研究情報統合センター)
速水 洋子(京大東南アジア研究所),伊藤 正子(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
- 事務局:
王柳蘭(京大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
河邉孝昭(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
吉田香世子(京大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
吉村千恵(京大大学院アジア・アフリカ地位研究研究科)
- 第2回「次世代の地域研究」研究会
- 本研究会は、全国から、若手研究者を報告者として招き、世代と分野を横断する議論の場を設け、同時に研究者同士のネットワークを構築することを目的としています。所属研究機関や学会内に留まりがちな若手の研究発表の場を広げると同時に、有意義かつ刺激的な学問交流の機会となることを期待しています。今年度は、同テーマ地域間比較、異なる分析視角による近似テーマ分析など、色々な切り口を試みる予定です。
- 若手研究者の多くは、それぞれに、オリジナリティに富んだ研究スタイルを模索する苦闘の只中にあります。しかし、腰を据えたテーマ設定や、密やかな志の維持や、流行廃りに影響され過ぎない研究を心から願っても、時として、壁にぶつかり、迷いを抱えます。地味に見えても、本当の意味で面白い研究と出会い、聞いていて、発表者の熱意に思わず引き込まれたり、または、学問上・実践上の緊張感を、発表者と聞く側が共有したりするような化学反応が起こる場となることを期待しています。
- 第2回目は、建築史・環境史を専門とするお二人から、タイと日本の事例を通じて、空間の形成・再編を、歴史的視点も混ぜながらお話頂きます。多くの方に参加していただけると幸いです。
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- 日 時:平成18年11月17日(金) 14:00〜17:00
- 場 所:京都大学東南アジア研究所 共同棟3階講義室(307)
- 報告者・論題:
・岩城考信(法政大学工学研究科[建築工学]博士課程)
「バンコク・チャイナタウンにおける水辺空間の形成と変容」
・ロドリック・ウィルソン(スタンフォード大学大学院[歴史学]博士課程)
「「江戸前」の形成と変容ー19世紀における金杉と本芝の漁場・猟師町・雑魚場を中心にー」
- 発表要旨:詳細(PDF)
- コメンテーター:坪内良博(甲南女子大学)
- *研究会終了後、懇親会を予定しています。
- 連絡係・企画:
遠藤環 、生方史数 、小林知、院生有志
- 「国家・市場・共同体」研究会
- NGOS AND LOCAL GOVERNMENTS IN INDONESIA: FRIENDS, FOES, OR (JUST) NEIGHBOURS?
- Since the beginning of the implementation of regional autonomy law in Indonesia
in 2001 we have witnessed not only the proliferation of the number of political
parties and local governments but also of Non Governmental Organizations/
NGOs (sometimes referred to as Civil Society Organizations/ CSOs). Who
are these NGOs, both old and new? Do these NGOs help the process of democratization
in Indonesia? What are the challenges they face both within the NGO networks
and outside (vis-A-vis political parties and local governments)? We will
discuss these topics in a special seminar:
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- 日 時:平成18年11月15日(水) 16:30〜18:30
- 場 所:東南アジア研究所北棟2階 東南亭
- 報告者・論題:
・ Roem Topatimasang
Indonesian Various NGOs: How Effective?
・Arusdin Bone
Challenges for NGOs in a New Province: Experience from the Field
- 世話人:
Prof. Mizuno Kosuke,Prof. Koichi Fujita, Assc. Prof . Okamoto, Visiting
research fellows: Dr. Dias Pradadimara and Dr. Agnes Rampisela
- 拠点大学交流事業 特別セミナープロジェクト8「変貌する「家族」」主催
-Is the Thai Family Patriarchal?
- You are cordially invited to a Core University Program Special Seminar.
This time we welcome three scholars from Thailand. In the first part, Ajarn
Chalidaporn Songsamphan will be discussing patriarchy in the Thai family
by examining the process of revising the family law in Thailand. The second
part will be by Ajarn Kwanchewan Buadaeng and Ajarn Prasit Leeprecha, both
of whom will discuss family among minority ethnic groups against the background
of social changes.
- 日 時:平成18年11月14日(火) 13:30〜17:30
- 場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階 E207
- プログラム:
《PartⅠ 13:30〜15:00》
“Family Law and Consolidation of Modern Thai Version of Patriarchy”
Dr. Chalidaporn Songsamphan (Thammasat University)
Comments
Junko Koizumi (Kyoto University)
Discussion
15:00-15:20 coffee break
《Part II 15:20〜17:30》
“Managing Differences in Family Practices of the Karen in Chiang Mai City
of Northern Thailand”
Dr. Kwanchewan Buadaeng (Chiang Mai University)
“Changing Hmong Families (tentative)”
Dr. Prasit Leeprecha (Chiang Mai University)
Comments
Yoko Hayami (Kyoto University)
Discussion
- Abstracts:
“Family Law and Consolidation of Modern Thai Version of Patriarchy”
By Chalidaporn Songsamphan
In 1976, the so-called Thai ‘family law’ had to be amended since the Constitution
of 1974 establishes the equal status between men and women. All the laws
granting different rights or privileges, usually favorably to men, had
to be revised accordingly. Interestingly, the modification of these laws
on the ground of gender equality was limited significantly by the claims
to preserve different standards of sexual conducts for men and women. This
paper will examine the debates in the Thai parliament in the process of
revising the ‘family law’ to show how different interpretations and beliefs
about the realities of Thai family led to the affirmation or preservation
of modern patriarchal marriage and family.
“Managing Differences in Family Practices of the Karen in Chiang Mai City
of Northern Thailand”
By Kwanchewan Buadaeng
In the past two decades, Karen peoples from mountainous areas of Northern
Thailand have increasingly migrated to cities such as Chiang Mai, the biggest
city in the Upper North. Young people come for study while working to support
themselves. Many others come to work to find more cash to fulfill their
increasing need of modern facilities. At the same time, more migration
from Burma across the border to the North of Thailand has also taken place.
In the urban context, intermarriage between Karen of different background:
different subgroups, original countries, etc, has also taken places. It
is interesting to understand how differences in family practices of Karen
from different background are managed in order to understand the dynamic
of cultural practices and its relations with Karen identity. The paper
will describe two case studies of the intermarriage between Pwo and Sgaw
Karen and between Burmese and Thai Karen, in Chiang Mai city. Data has
been collected within the last two years. The cases show that in the globalized
and urbanized context, some cultural practices have to be adjusted but
some maintained in order to maintain their family relations, and also their
relations with Karen community and broader society.
- コーディネーター:速水洋子(CSEAS)
- 第2回山地研究会
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- 日 時:平成18年11月10日(金) 16:00〜18:00
- 場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階 E207
- 報告者:Dr. Punya Prasad Regmi, Visiting Professor,Hiroshima University
- 論 題:Mountain Resources and Sustainable Livelihoods in Hindu Kush-Himalayan
Region
- 要 旨:
Mountains are the sources of nearly half of the fresh water resources,
forest resources, much of the biodiversity and rich in socio-cultural diversities.
They are considered as the source of inspiration and are adventure destinations
for the people around the globe. Considering the Hindu Kush-Himalayan Region
and its people, a small attempt is made to assess the importance of mountain
resources for the people residing there in the mountain itself and its
downstream. The mountains of the Hindu Kush-Himalyan Region are relatively
new and fragile and yet, mountain populations are marginalized - politically,
economically, culturally, and geographically - and remain disproportionately
poor and their livelihoods have been not improved much.
- コーディネーター: 河野 泰之(CSEAS)
- 第5回映像なんでも観る会 《マーガレット・ミード巡回映画祭・前夜祭!》
- 11月18日に京都大学で行われる「ドキュメンタリー映画の最前線!−マーガレット・ミード巡回映画祭―」に先行して、同映画祭の前夜祭を行います。
- 著名な人類学者、故マーガレット・ミードの提唱によって1977年から毎年ニューヨークで開催されている「アメリカ自然史博物館主催マーガレット・ミード映画祭」では、世界中からあつまった人類学映画作品が1週間にわたって上映されます。今回の前夜祭、および巡回映画祭では昨年当映画祭において上映された作品のなかから、すぐれた作品を厳選し、上映いたします。日本の大学としては、はじめての試みとなるこの映画祭、周りの方もお誘い頂き、是非ご来場下さい。
- 今回の前夜祭では、はじめにアフリカをフィールドとした映像人類学研究をされている川瀬慈さん(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)にミード映画祭についてご紹介頂いた後、レゲエ音楽を支えるラスタファリズムと旧約聖書の結びつきを解き明かした「Awake
Zion」、アフガニスタンの地雷問題を扱った「Land Mines」を観る予定です。
- その後、映像作家クリストファー・フライマン氏をお招きし、自由に討論をできればと考えています。
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- 日 時:平成18年11月2日(木) 13:30〜
- 場 所:京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科共同棟3階セミナー室
- プログラム:(途中休憩あり)
13:30-13:40
マーガレット・ミード映画祭とNYドキュメンタリー映画事情
川瀬 慈(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)
13:45- 上映1
作品名:Awake Zion Monica Haim. 2005. 60 min.(Jamaica/Israel/U.S.)
Have you ever wondered why Jews and Rastafarians share the same Star of
David and references to Zion? Awake Zion is a story about unsuspecting
cultural convergences. Through music, interviews, history, and performance,
this film investigates the symbols, laws, culture, and themes shared by
two communities that might appear to be on opposite ends of the spiritual
spectrum. (詳細: PDF)
15:00- 上映2
作品名:Land Mines: A Love Story Dennis O'Rourke. 2004. 73 min. (Afghanistan)
From the maker of Mead Festival favorites -- Cannibal Tours and Cunnamulla
-- comes a film about Afghanistan, land mines, survival, and love. It chronicles
the love story of Habiba and Shah, two land-mine victims living together
in Kabul and struggling to make ends meet. Part observational film and
part essay, Land Mines is an anti-war film set in a country whose name
has become synonymous with conflict.(詳細: PDF)
16:15- ディスカッション
"Beyond the Camera Gaze"
コメンテーター:クリストファー・フライマン
クリストファー・フライマン氏(Christopher Fryman )略歴
1941年英国生まれ。CBC Television (カナダ国営放送テレビ)専属カメラマンを経て、カナダを代表するドキュメンタリー映画監督Chris
Chapmanのもとで助手を務める。その後東京に映像制作会社を設立し、ナショナルジオグラフィック、BBC等、日本を対象にした数多くの海外のTVドキュメンタリー番組の制作に携る。
音響担当:矢野原祐史(ASAFAS)
- Special Seminar
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- 日 時:平成18年11月2日(木) 13:30〜17:50
- 場 所:京都大学東南アジア研究所 東棟2階 E207
- Moderator:岡本正明 (CSEAS)
- 発表者:
Chan Kim Ling - Universiti Kebangsaan Malaysia
Heru Susetyo (Indonesia) - University of Indonusa Esa Unggul
Jyothi Kukathas (Malaysia) - The Instant Cafe Theatre Company
Krisnadi Yuliawan Saptadi (Indonesia) - GATRA
Alwin Aguirre (Philippines) - University of the Philippoines
- プログラム:
13:30-13:40
Director (CSEAS, Kyoto University) - Welcome Words
13:40-14:10
Chan Kim Ling - Researching Big Business in Malaysia: A Social Network
Perspective
14:10-14:25
Discussion
14:25-14:55
Heru Susetyo - Disaster Preparedness and Natural Disaster Victim Services:
Lesson learned from Japan and Indonesia
14:55-15:10
Discussion
15:10-15:25
Coffee Break
15:25-15:55
Jyothi Kukathas - The Importance of Tradition: Trying to discover the other
15:55-16:10
Discussion
16:10-16:40
Krisnadi Yuliawan Saptadi - New Indonesian Films: Revival or just another
downturn
16:40-16:55
Discussion
16:55-17:25
Alwin Aguirre - The Fiction of Science in Asian Science Fictions: a Reading
of Japanese Science Fiction and Philippine Future Fiction
17:25-17:40
Discussion
17:40
Closing
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