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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

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科研費プロジェクト

「東南アジア地形図データベース」
研究代表者: 河野 泰之

研究目的
本データベースは、東南アジア諸国の大縮尺地形図を主とする入手困難な地図類のデジタル画像とメタ(目録)情報からなり、それをインターネット経由で公開しようとするものである。
京都大学東南アジア研究所は、東南アジア地域研究において世界的な研究拠点の一つであり、国内外の東南アジア地域研究者の学術ネットワークの中核をなしている。当研究所では長年にわたって東南アジア諸国を中心とする地図類の収集を進めており、所蔵する地図は合計約40,000葉と、東南アジアの地図の所蔵に関しては国内で最も充実している。これらの所蔵地図からすでに絶版となっているため入手が困難で利用価値の高い地図を厳選して構築しようとするのが本データベースである。
地域研究の今日的課題は、人間の安全保障や環境調和型社会の構築など、これまでに蓄積されてきた社会や文化に関する地域理解に加えて、健康や環境、資源管理を含むより総合的な情報を必要とするものに展開しつつある。また近年、地理情報システムなどの情報技術が進展し、デジタル化された地図は必須の地域情報資源となりつつある。本データベースの作成・公開により、このような学術的研究をいっそう推進することができる。