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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

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公募共同研究

「東南アジアの『消滅に瀕する焼畑』に関する文化生態的研究」
研究代表者:横山 智(熊本大学文学部)

研究課題
東南アジアの「消滅に瀕する焼畑」に関する文化生態的研究
(実施期間:平成20年度~平成21年度)
研究概要
焼畑が実施されている国の政府は、焼畑を森林破壊の主原因とみなし、常畑、プランテーション、も しくは植林地への転換を進めている。その結果、焼畑面積は急激に減少している。はたして、焼畑は次 世代のために残すべき農法なのかだろうか。それとも、常畑などに転換すべき農法なのだろうか。1960 年代後半から80年代にかけて、焼畑研究が盛んに行なわれた時期があったが、現在はその当時とは異な り、経済のグローバル化が進み、単に農法としての持続可能性を論じるだけではなく、社会的、文化的、 生態的、そして政治的なコンテクストから総合的な視点で焼畑を捉え直すことが必要とされる。そこで 本研究では、東南アジアで営まれている伝統的な焼畑の価値を多面的に探り、また問題点を明らかにす ることによって、消滅に瀕する焼畑をどのような視点から研究していくことが有効なのか、提示するこ とを目的とする。
平成20年度の研究会
  1. 研究会名:第1回「東南アジアの『消滅に瀕する焼畑』に関する文化生態的研究」研究会
  2. 開催日:平成21年1月7日 14:00-18:00
  3. 場所:京都大学 稲盛財団記念館小会議室Ⅱ
  4. 発表者1:河野泰之(東南アジア研究所)
  5. テーマ:コペンハーゲンでの焼畑WS報告、および日本側に求められている研究体制について
  6. 発表者2:田中荘太(高知大学)
  7. テーマ:研究報告:サラワク研究
  8. 発表者3:横山智(熊本大学)
  9. テーマ:研究報告:北タイでの焼畑から常畑への移行と土地利用
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