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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

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過去のセミナー案内:20年度

2008年4月

G-COEイニシアティブ2研究会
イニシアティブ2班では、下記のように研究会を開催します。昨日おこなわれた第7回パラダイム研究会でのイニシアティブ2班の議論を、具体的な課題に即して掘り下げることを目的としています。多数のみなさまのご参加をお待ちしております。
(開始時間に変更があります。ご確認ください。)
  1. 日 時:2008年4月28日(月) 15:00 - 18:00
  2. 場 所:京都大学東南アジア研究所東棟2階セミナー室(E207)
  3. プログラム:
    甲山 治(G-COE特定助教)
    「水熱循環研究からみた自然の変動と潜在力に関する考察」
    孫 暁剛(G-COE特定研究員)
    「グローバル社会における生業牧畜民の適応戦略:非平衡生態系、脆弱性と持続可能性」
    コメント
    総合討論
    懇親会
  4. 懇親会にご参加いただける方は、お手数ですが、柳澤までご連絡ください。
  5. 問い合わせ先: 柳澤雅之(masa@cias.kyoto-u.ac.jp)
API Seminar
  1. 日 時:2008年4月25日(金) 16:00 - 18:00
  2. 場 所:京都大学東南アジア研究所東棟2階セミナー室(E207)
  3. 発表者: Dr. Dicky Sofjan
  4. 話 題: How Liberal Can You Go? - The Rise of Liberal Islam Network in Indonesia
  5. コメンテーター:見市建(岩手県立大学)
  6. 要 旨:
    No one has ever doubted the swift ascent of the Jaringan Islam Liberal (JIL) in Indonesia, and how it has impacted recent discourse on the future of Islam in the world’s largest Muslim nation. Indeed, much of the hype and triumphalism that escorted JIL’s rise to prominence has contributed immensely to the intense contestation over the proper place and role of Islam in an increasingly democratic Indonesia post-reformasi and post- September 11. Yet, questions still abound as to how liberal JIL is, and how receptive can Indonesian Muslims be as far as JIL’s ideology is concerned. Perhaps, the ultimate question to pose is: can JIL replace the century old predominance and preeminence of NU and Muhammadiyah as the vanguard of traditionalist and modernist Islam in Indonesia?
  7. Dr. Dicky Sofjanについて:
    Dicky Sofjan, Ph.D. is an Asian Public Intellectual (API) Fellow 2007/8 from Indonesia. He graduated from the National University of Singapore and is the author of Why Muslims Participate in Jihad: An Empirical Survey on Islamic Religiosity in Indonesia and Iran (Australian Theological Forum Press and Mizan 2007). Sofjan worked for UNDP-Indonesia (2005-06) and The Nature Conservancy (2006-08). He is also an adjunct faculty member at the Magister Ilmu Politik (MIP) Program in Universitas Padjadjaran and the Departments of International Relations and Communication Science in Universitas Pelita Harapan.
G-COE第7回パラダイム研究会
今年度最初のパラダイム研究会を下記のように開催いたします。2008年3月の国際会議で発表したメンバーにより、昨年度までのパラダイム研究会および各イニシアティブ班での議論の到達点をわかりやすく示し、今年度の研究活動についてオープンに議論したいと思います。新年度ですので、新入生の方や新しく移られてきた方など、多数の皆様をお誘いあわせのうえ、ぜひ、ご参加ください。
  1. 日 時:2008年4月21日(月) 16:00 - 18:00
  2. 場 所:京都大学東南アジア研究所東棟2階セミナー室(E207)
  3. 発表者:
    杉原薫(拠点リーダー、東南アジア研究所)
     「生存圏研究におけるズームイン・ズームアウト」
    河野泰之(東南アジア研究所)
     「熱帯の自然とは、その潜在力を生かす技術とは」
    石川登(東南アジア研究所)
     「時空間のなかのバイオマス資源社会」
    田辺明生(人文科学研究所)  
      「持続型生存基盤と地域の潜在力
  4. 司 会:篠原真毅(生存圏研究所)
  5. 問い合わせ先: 柳澤雅之(masa@cias.kyoto-u.ac.jp)
G-COEイニシアティブ3研究会
第3イニシアティブ「地域生存基盤の再生研究」の研究会を以下のように開催します。時間等お繰り合わせの上ご参加くださいますようお願いいたします。
  1. 日 時:2008年4月21日(月) 14:00 - 16:00
  2. 場 所:東南アジア研究所共同棟4階会議室
  3. 内 容:
    (1)調査報告
     Retno Kusmaningtyas 氏
     「インドネシアパレンバン、シナールマス社の泥炭地植林に関する短期調査報告と研究計画」
    (2)林隆久氏
     「NEDO国際共同研究先導調査事業について」
    (3)今後の研究体制について
  4. 問い合わせ先: 水野広祐 (CSEAS)
G-COEイニシアティブ4研究会
第4イニシアティブ「地域の知的潜在力」の研究会を以下のように開催します。ぜひご参加くださいますようお願いいたします。
  1. 日 時:2008年4月21日(月) 13:30 - 15:50
  2. 場 所:京都大学東南アジア研究所2階会議室(E207)
  3. 発表者:
    山越言 (アジア・アフリカ地域研究研究科)
     「"創られた"森林景観 -チンパンジーが住む森のなりたち-」
    亀井敬史 (生存基盤科学研究ユニット)
     「都市のエネルギー需要最適化に向けた住まいの窓利用に関する研究」
  4. ディスカッサント:篠原真毅 (生存圏研究所)
  5. なおこの研究会に引き続き、同じ場所で、パラダイム研究会が開催されます。
API Seminar
  1. 日 時:2008年4月21日(月) 13:30 - 15:00
  2. 場 所:京都大学東南アジア研究所等共同棟3階セミナー室(K307)
  3. 発表者:Dr. Lim Mah Hui
  4. 話 題:Old Wine in New Bottle: Subprime Mortgage Crisis – Causes and Consequences
  5. コメンテーター:阿部茂行(同志社大学)
  6. 要 旨:
    This paper seeks to explain the causes and consequences of the U.S. subprime mortgage crisis and how this has led to a generalized credit crunch in other financial sectors that ultimately affects the real economy. It postulates that despite the recent financial innovations, the financial strategies that led to the present crisis are similar to those found in the U.S. savings and loans debacle of the late 80s and in the Asian financial crisis of late 90s. They are as the title implies: old wine in new bottle – financial leveraging and funding mismatch. Going beyond these financial practices, the underlying structural causes of the crisis are located in the loose monetary policies of central banks, financial deregulation, and excess liquidity in financial markets that is a consequence of the kind of economic growth that produces various imbalances – global current account imbalance, financial sector imbalance, and wealth and income imbalance.The consequences on risks, moral hazards and rolling bubbles are discussed. Comparison of similarities and differences with banking crises in Asia and Japan will be discussed.
    Michael Lim Mah Hui taught political economy and sociology in various U.S. and Malaysian universities before he joined international banking. He has over twenty years experience as an investment, commercial, and development banker. He worked in Chemical Bank (now JP Morgan Chase), Credit Suisse First Boston, Deutsche and Asian Development Bank. He is now a senior fellow with the Asian Public Intellectual Program of the Nippon Foundation.
G-COE若手養成・研究部会 第4回研究会
G-COE若手養成・研究部会では、2007年度次世代イニシアティブ研究助成の対象となった18の研究課題について、下記のとおり成果報告会を実施します。また同時に、「生存基盤持続型の発展とは何か」を問う討論会をおこないます(清水展、松林公蔵、田辺明生先生に発表をお願いしています)。
  1. 日 時:平成20年4月12日(土)13:30-18:30
  2. 場 所:工学部4号館4階(東側)大会議室
  3. 報告と討論に引き続き、18:30より談話室(大文字部屋)にて懇親会を行います。今回の報告会は時間が限られていますので、懇親会の場で議論を深めて頂くことが目的です。お忙しいところとは存じますが、報告会の一部と理解していただき、ご参加願えましたら幸甚です。
  4. プログラム:
    13:30-14:30 研究課題1-6
    14:30-14:45 休憩
    14:45-15:45 研究課題7-12
    15:45-16:00 休憩
    16:00-17:00 研究課題13-18
    17:00-17:15 休憩
    17:15-18:30 討論「生存基盤持続型の発展とは何か」
    18:30-     懇親会
  5. 研究課題の一覧は次のとおりです。1課題あたりの持ち時間は10分(発表7分、質疑応答3分)ですので、発表者の方は研究助成によって得られた成果に話題を絞り、簡潔で的確な報告を行ってください。時間厳守でお願いします。
    1. 古市 剛久(京大東南アジア研究所 非常勤研究員)
      「東南アジア社会における生存基盤としての土地・水資源の管理-流域スケールでの土地利用変遷の分析とその分離統合型土地・水資源管理指針への統合-」
    2. 丸尾聡(京大アジア・アフリカ地域研究研究科 非常勤研究員)
      「アフリカ・バショウ科作物文化圏における資源利用と生業基盤の持続性に関する比較研究」
    3. 佐藤靖明(京大アジア・アフリカ地域研究研究科 博士課程)
      「東アフリカの生業基幹作物バナナ(Musa spp.)とエンセーテ(EnseteVentricosum)の遺伝資源をめぐる在来知の変容プロセス」
    4. 生方史数(京大東南アジア研究所 助教)
      「『プカランガン』からみたジャワ系移民の生活世界」
    5. 中山節子(京大アジア・アフリカ地域研究研究科 研究員)
      「マラウイ湖漁労者による湖沼資源認識の変遷に関する歴史人類学的研究」
    6. 中村香子(京大アジア・アフリカ地域研究研究科 特任助手)
      「『知的潜在力』としてのアイデンティティの『柔軟性』と『重層性』-東アフリカ牧畜社会における社会的生存基盤に関する研究-」
    7. 遠藤環(京大東南アジア研究所 G-COE研究員)
      「都市におけるインフォーマル経済とコミュニティの機能:都市下層民の視点から」
    8. 北村由美(京大東南アジア研究所 助教)
      「生存基盤としての宗教-世俗的イスラーム国家インドネシアにおける華人の宗教―」
    9. Ragil Widyorini (Mission Research Fellow, RISH Kyoto University)
      Evaluation of biomass production of plantation forest in tropical area: A case study of Acacia plantation forest, PT Musi Hutan Persada, South Sumatra, Indonesia
    10. 風戸真理(京大地域研究統合情報センター 研究員)
      「現代モンゴルの都市と地方における貴金属の文化的な価値:銀製品に注目して」
    11. 細田尚美(京大東南アジア研究所 非常勤研究員)
      「可能性としてのハイパー・モビリティ―生存基盤持続型社会の潜在力の表現としての人の移動に関する広域比較研究・序説」
    12. 佐藤孝宏(京大東南アジア研究所 G-COE研究員)
      「東南アジア諸地域におけるバイオエネルギー生産と関連制度整備の現状調査」
    13. 伊藤雅之(京大大学院農学研究科 研究員)
      「熱帯森林生態系における温室効果ガス動態解明のための安定同位体的研究」
    14. 加瀬澤雅人(国立民族学博物館・外来研究員)
      「民族医療の文化的側面と技術・資源的側面の相互関係性及び、伝統医療の持続的な活用に関する研究」
    15. 藤田素子(京大生存圏研究所 研究機関研究員)
      「熱帯大規模アカシア植林地における生物多様性の評価および鳥類相の変化に起因する物質循環への影響」
    16. 西真如(京大東南アジア研究所 G-COE研究員)
      「開発論における「参加」と「リスク」概念の批判的再検討」
    17. 海田るみ(京大生存圏研究所 非常勤研究員)
      「熱帯人工林持続のための樹木の分子育種」
    18. 足立透(京大生存圏研究所 非常勤研究員)
      「東南アジア域における雷放電活動のモニタリング」
  6. 問い合わせ: 西 真如(G-COE 研究員)
「農村開発における地域」研究会
バングラデシュJICAプロジェクト住民参加型農村開発フェーズ2 プロジジェクトダイレクター、カリハテイ農村開発官の日本国内研修に関する研究会
バングラデシュJICA住民参加型農村開発プロジェクト・フェーズ2のProject DirectorのNaziullahさんとKalihati郡Rural Development OfficerのBimolさんがJICA研修で来日され、4月7日より、亀岡、山口、滋賀、東京(アクション プラン作り)で研修されます。今回の研修の目的は、日本の地方行政と住民組織の概略と、現在日本の地方が主体的に行なおうとしている「住民参加(主体)型農村開発(地域おこし)」の現場を見てもらうことです。地方行政レベルでの研修制度、行政とNPO・大学との地域レベルでの協働、経済・インフラ中心から文化と住民のやる気を起こす仕掛けへの農村開発のシフト、などなど、PRDP2の今後展開になんらかとヒントに なっていただければよいと、企画されました。
  1. 日 時:2008年4月7日 15:00~17:00 
  2. 場 所:京都大学東南アジア研究所東棟2階セミナー室
  3. プログラム:
    1. 研修のオリエンテーション(安藤・矢嶋)
    2. 参加型農村開発プログラム(PRDP2)に向けてアクション・プラン作成に向けたaziullah氏、Bimol氏の発表と意見交換
    17:30~ 歓迎会