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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

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過去のセミナー案内:20年度

2009年3月

G-COEイニシアティブ3研究会
  1. 日 時:2009年3月31日(火) 10:30~
  2. 場 所:東南アジア研究所・稲盛記念館小会議室330号室
  3. 討議事項:
    1)リアウワークショップ(平成20年2月19日~20日)の報告
    2)リアウにおける平成21年度の研究について
    3)HSスクールの開催について
    4)平成21年度の研究費の配分方法について
    5)研究テーマと講師の招聘について
  4. 内 容:
    インドネシアスマトラ島リアウ州にある天然林・観光林それにSinarMas社の産業人工林が複合した領域(78万ha)が、現在"UNESCO Wild Life Reserve"として申請されています。このサイトを中心として、イニシアティブ3のメンバーによる文理融合の研究が展開できないかと計画しております。この研究は、インドネシア科学院(LIPI)、林業省(Dept of Forestry)、リアウ州政府とともに行う共同研究活動となります。
「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業」「南アジア周縁地域の開発と環境保全のための当事者参加による社会的ソフトウェア研究」平成20年度研究活動報告会
上記研究プロジェクトでは、平成20年度研究活動として、バングラデシュ、ネパールにおいて社会的ソフトウェア構築委員会の結成ワークショップ、バングラデシュにおいては、社会ソフトウェア構築委員会をECF(Environment Coping Forum)とし、PLA(Participatory Learning & Action)とKJ法により、15の環境関連NGOによる、河川侵食の激しいブラマプトラ川(ジャムナ川)中流域沿岸のガイバンダ地域、サイクロンの高潮被害と河川侵食被害の激しいベンガル湾沿いのハティア島での当事者的簡易調査とその結果の分析にいてワークショップを開催した。その経過と結果について報告します。興味のある方のご参加を募ります。
  1. 日 時:2009年3月30日 13:30~16:30
  2. 場 所:東南アジア研究所・稲盛記念館3階中会議室
  3. プログラム:
    発表:13:30~15:30
    1. 趣旨報告「ECFの可能性」:安藤和雄(CSEAS)
    2. ガイバンダ地域でのケーススタディ:南出和余(CIAS)
    3. ハティア島でのケーススタディ:矢嶋吉司(CSEAS)
    4. ネパールでの社会的ソフトウェア構築委員会結成ワークショップ:藤倉達郎(ASAFAS)
    Tea Break:15:30~15:45
    総合討論:15:45~16:30
第41回「東南アジアの社会と文化研究会」
「東南アジアの社会と文化研究会」を、以下のとおり開催いたします。オープンな研究会ですので、ふるってご参集くださいますようお願いいたします。なお今回は、第4週目の金曜日の開催となっておりますので、ご注意くださいませ。
  1. 日 時:2009年3月27日(金) 16:00-18:00
  2. 場 所:
    京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 総合研究2号館(旧・工学部 4号館)4階 会議室(AA447)
    http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/about/access.html
  3. 話題提供者:森正美氏(京都文教大学)
  4. 演 題:多元的法体制と法実践の交渉-フィリピンのムスリムに関わる婚姻事例の考察から-
  5. 要 旨:
    フィリピンのムスリムは、長年にわたり、国家におけるマイノリティとして、様々な権利の承認と実現を求めてきた。本報告で扱う「法」に関わる権利も、その重要な一部を構成している。制度的にみると、慣習法、イスラーム法、国家法やグローバルな国際規範が、いわゆる多元的法体制を構成する形で存在している。またフィリピン南部の混乱は多くの国内避難民や経済移民を生み出してきており、彼らフィリピンのムスリムに関わる法制度は、特定の地理的境界との対応関係だけでは十分にその機能を果たさなくなってきていることは、フィリピンのイスラーム法学者なども指摘するところである。
    このような状況をうけて、本報告では、フィリピン・パラワン島南部のムスリムやクリスチャンが混住するバランガイ(barangay)において,ムスリム住民が当事者となる婚姻事例を紹介し,そこにみられる人々の日常的実践を通じて,慣習,イスラーム,国家の「法」などが,どのように解釈され,選択され,相互作用し,多元的法体制の動態を生み出しているのか、またそれらを動かすメカニズムについて、実践と制度の交渉という視点から考えてみたい。
  6. 研究会ホームページ:http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kenkyuukatsudou/syakai-bunka/index.html
  7. 備 考:
    事前の参加予約は必要ありません。
    当日は、資料代として 200円をいただきます。
  8. 研究会世話人/事務局:
    杉島敬志 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
    林行夫 (京都大学地域研究統合情報センター)
    速水洋子 (京都大学東南アジア研究所)
    伊藤正子 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
  9. お問い合わせ先:itomasak@asafas.kyoto-u.ac.jp、片岡樹(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「ジョグジャカルタにおける地域研究的防災教育の試み」 研究報告会
  1. 日 時:2009年3月27日(金)13:30-15:00
  2. 場 所:京都大学東南アジア研究所等共同棟4階セミナー室
  3. 報告者:浜元聡子(東南アジア研究所)
  4. 題 目:「ジョグジャカルタにおける地域研究的防災教育の試み」
  5. 予 定:報告45分、質疑応答・ディスカッション45分
  6. 2006年5月27日に中部ジャワ地域で発生した地震災害に関して、東南アジア研究所は、社会的復興支援活動を展開してきました。
    ジャワ島の村落部の典型的な景観であるプカランガン(屋敷林)を活動基盤に据え、防災教育活動の普及をとおして、自然災害とともにある災害からの復興を目的として活動を続けてきました。
    この活動は本年3月末日をもち、終了します。これにあたり、この3年間の活動報告をおこなう予定です。
    地域研究/文化人類学の研究者が、被災地とどのように「関わり」、地域社会を観察したかについて報告いたします。
    ご関心のある方は、ぜひお越しくださいませ。
生存基盤科学研究ユニット京滋フィールドステーション事業第10回研究会
下記のとおり、京都大学東南アジア研究所が担当する京都大学生存基盤科学研究ユニット京滋フィールドステーション事業(滋賀サイト型機動研究「在地と都市がつくる循環型社会再生のための実践型地域研究」)の研究会を開催致します。今回は、保津川において筏組の実演と試乗を予定しております。興味のある方はご参加ください。
  1. 日 時:2009年3月25日(水)11:00~14:00頃
  2. 集合時間・場所: 10:30にJR亀岡駅北口集合
  3. 発表者:上田潔(元筏士), 酒井昭雄(元筏士), 河原林洋(亀岡FS研究員)
  4. 題 目:保津川における筏組の実演、試乗会
  5. 内 容:
    かつて保津川(桂川)は物資の一大流通経路であった。その一役を担っていたのが材木を運ぶ「筏」である。江戸時代の最盛期には年間約50~60万本の材木が筏によって運ばれたといわれる。今回は、元筏士のお話を聞きながら、昭和の「カン筏」を実際に組み、試乗する。※通常は12連=約50Mの筏であるが、当日は3連=約10Mの筏を再現予定。
  6. 昼 食:地元の食材を使ったお弁当を用意いたします。(実費負担)
  7. 服 装:
    動きやすい服装。濡れる場合もございますので、着替え等ご持参ください。ウォーターシューズ等があれば便利です。
  8. ご出席を希望される方は、昼食準備の関係上、3/20(金)までに世話役を行なっている鈴木玲治と亀岡FS研究員の河原林洋へメールでご連絡ください。よろしくお願いいたします。
    鈴木:rsuzuki@cseas.kyoto-u.ac.jp
    河原林:pinkymoon@iris.eonet.ne.jp
第2回G-COE国際ワークショップ”Biosphere as a Global Force of Change”
  1. 日 時:2009年3月9-11日
  2. 場 所:京都大学 稲盛財団記念館3F大会議室
  3. Missionary Statement:PDF
  4. Program:PDF
  5. Abstract:PDF
  6. Registration:
    http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/en/staticpages/index.php/Registration2009
第24回映像なんでも観る会 フォン・イェン監督と観る「長江の夢」
馮艶(フォン・イェン)監督をお招きして、同監督による「長江の夢」を観ます。「長江の夢」は同監督の2007年の作品で、山形国際ドキュメンタリー映画祭をはじめとする、各国の映画祭の受賞作品「長江にいきる-秉愛(ビンアイ)の物語-」の原点になる作品です。両作品とも、三峡ダム建設によって移住計画の対象となった人々の物語ですが、「長江にいきる-秉愛(ビンアイ)の物語-」がビンアイという一人の女性に焦点をあててえがかれているに対し、「長江の夢」は様々な背景を持つ家族が登場しています。
「長江にいきる:秉愛(ビンアイ)の物語」は、3月下旬より大阪の第七芸術劇場、京都シネマ、神戸アートビレッジで公開予定です。「長江にいきる:秉愛(ビンアイ)の物語」関西公開に先立って、監督とともに観る今回の会、お知り合いの方にも声をかけていただき、ぜひご参加ください。申し込み等は不要です。
  1. 日 時:2009年3月4日(水)16:30 -19:00
  2. 場 所:
    京都大学東南アジア研究所  稲盛財団記念館3階大会議室
    http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_m.htm
  3. 共 催:総合地球環境学研究所・中国環境問題研究拠点
  4. 脚本・監督・製作:馮艶(フォン・イェン)
  5. 言 語:中国語、日本語 
  6. 字 幕:日本語
  7. 時 間:85分
  8. 参 考:http://www.yidff.jp/97/cat051/97c057.html
  9. 鑑賞後監督によるトーク、質疑応答あり
  10. 馮艶(フォン・イェン)監督のプロフィール【山形国際ドキュメンタリー映画祭サイトより】
    1962年天津生まれ。天津の大学で日本文学を学んだ後、日本に留学。1988年から13年間日本に滞在し、京都大学大学院経済学研究科博士課程で農業経済学を研究する。
    1993年の山形国際ドキュメンタリー映画祭でドキュメンタリー映画作家小川紳介(1935~1992)の語りを収録した『映画を穫る―ドキュメンタリーの至福を求めて』(山根貞男編集・筑摩書房)と出会い、触発されて中国語に翻訳し台湾で出版する。
    1994年、映像ジャーナリストの集団アジアプレス・インターナショナルに入り、写真とビデオ制作を学び、ドキュメンタリー製作を開始。学校に行けない子どもたちや、三峡ダムで水没する長江沿岸部など中国農村部の人々の暮らしを撮り続ける。
    現在三峡移民を描く一連の作品群の集大成となる『長江の女たち』(仮題)の編集中。
  11. 問い合わせ先:北村由美(東南アジア研究所)
アジア5ヶ国からの若手招へい研究者によるワークショップ
「人間と自然との新パラダイム―地域研究の最前線―」
  1. 日 時:2009年3月3日(火) 10:00-16:30
  2. 場 所:京都大学  稲盛記念館中会議室 (332号室)
  3. プログラム:http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/images/library/Image/pdf/WS_Programme_0303.pdf
  4. 事業の概要: http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/staticpages/index.php/wakateikusei_koryu
  5. 本ワークショップは、「フィールド・ステーションを活用した先導的地域研究における若手研究者交流事業」の一環として行うものです。
  6. お問い合わせ先: 倉島孝行 kurakura@cseas.kyoto-u.ac.jp, 片岡 樹