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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University
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過去のセミナー案内:21年度

2010年2月

アジア研究教育拠点事業「グローバル時代における文明共生:東南アジア社会発展モデルの構築」
東南アジア研究所、アジア研究教育拠点事業「グローバル時代における文明共生:東南アジア社会発展モデルの構築」、初年度合同セミナーを添付の通り2月26-27日に、稲盛記念館にて開催します。オープンなセミナーですので、是非ご参加ください。
  1. 日 時:2010年2月26-27日
  2. 場 所:京都大学 東南アジア研究所 稲盛記念館3F会議室
  3. プログラム: PDF
生存基盤科学研究ユニット京滋フィールドステーション事業第21回研究会
下記のとおり、京都大学東南アジア研究所が担当する京都大学生存基盤科学研究ユニット京滋フィールドステーション事業(滋賀サイト型機動研究「在地と都市がつくる循環型社会再生のための実践型地域研究」)の研究会を開催致しますので、興味のある方はご参加ください。
  1. 日 時:2010年2月26日(金)16:00~19:00
  2. 場 所:守山フィールドステーション
          (滋賀県守山市梅田町12-32、JR守山駅から徒歩5分)
  3. 発表者1:安藤和雄(東南アジア研究所)
  4. 発表タイトル:バングラデシュにおける農村開発フィールドスタディーの社会的ソフトウエア的分析演習
  5. 発表内容:1月下旬に10日間の日程で、バングラデシュの農村開発の現場でスタディ・ツア-を行いました。その経験をいかに「普遍化する」のかを、東南アジア研究所が実施してきた「世界のニーズに対応する地域研究」事業で開発中の社会的ソフトウエア分析方法を演習的に適応させて分析の演習を行います。
  6. 発表者2:鈴木玲治(生存基盤科学研究ユニット・東南アジア研究所)
  7. 発表タイトル:地域の将来像をどう描くのか -2年間の活動を振り返って-
  8. 発表内容:当プロジェクトがスタートして、約2年が経過しました。当プロジェクトでは、守山、朽木、亀岡にある3つのフィールドステーションを拠点に、研究者、地域住民、地方自治体、地元NPO等、立場の異なる人々が協働しながら、日本の農山村の望ましい将来像を共に構築していくことを目指しています。本報告では、この2年間の活動を振り返りながら、これまでの成果を総括すると共に、本プロジェクトの将来の展望について報告します。
「アジアの政治・経済・歴史」研究会
下記の要領で「アジアの政治・経済・歴史」 研究会を開催いたしますので、奮ってご参加下さい(グローバルCOE イニシアティブ1研究会と共催)。
  1. 日 時:2010年2月22日(月)16:00~18:00  
  2. 場 所:稲盛財団記念館 東南亭(201室)
  3. 報告者:柿崎一郎氏(横浜市立大学国際総合科学部)
  4. 発表論題:『タイ経済と鉄道』からインドシナ交通論へ
  5. 報告者紹介:
    柿崎氏は、『タイ経済と鉄道 1885-1935年』(2000年 大平正芳記念賞)
    Laying The Tracks: The Thai Economy And It's Railrways, 1885-1935 (2004)
    『物語タイの歴史―微笑みの国の真実』 (中公新書 2007年)
    『鉄道と道路の政治経済学 タイの交通政策と商品流通1935~1975年』(2009年)
    などの著作を続々とものされている若手のタイ史、鉄道・交通史研究者です。
    今回のセミナーでは、これまでの鉄道史の内容をふまえ、今後の氏の仕事の展開の方向をお話しいただきます。
    学外から鴋澤歩氏(大阪大学)と三木理史氏(奈良大学)をお招きし、コメントをいただく予定です。地域研究者と社会経済史家との意見交換の場となれば幸いです。
    ご参加をお待ちしております。
  6. 問い合わせ先:杉原薫(CSEAS)
International Workshop on “The Alternative value of Traditional Agriculture for Education, Research and Development”
下記のとおり(添付フィル参照)、G-COEのラオスフィールドステーションにおいて、G-COEのイニシアティブ2、G-COEラオスフィールドステーション、トヨタ財団アジア隣人ネットワーク、科研「ベンガル湾縁辺における自然災害との共生を目指した在地のネットワーク型国際共同研究」との合同による国際ワークショップを2010年2月17、18、19日の日程で開催いたします。ラオスに滞在される方で、ご都合のよい方は、是非、ご出席ください。
ワークショップ開催の趣旨
ワークショップの目的は、伝統農業の教育、研究、開発における再評価です。政府による強力な農業近代化路線は、確かに、東南アジア、南アジアの開発途上国で主食である米の国内自給をほぼ達成させました。一方で、これらの国々では、環境問題や農村コミュニティの「空洞化」の問題の兆候があらわれはじめています。今回のワークショップでは、農村の生存基盤として人々の暮らしを支えてき伝統農業がはぐくんできた、在地の技術としての人々の知恵、村のアイデンティとしての文化、村人の社会のシステムに焦点をあてます。インドのゴウハティ大学地理学科の農業地理の専門家、ミャンマーのイエジン農業大学の栽培学の専門家、インドネシアのハサヌディン大学農学部の農村開発の専門家をラオス国立大学農学部に招き、国際的なネットワークによって多面的に伝統農業にひかりをあてることで、各国の伝統農業の良さを確認しつつ、大学人がいかに伝統農業をまなび大学の研究と教育の現場にいかせることができるかも参加者とともに考えます。伝統農業は単に技術だけでなく、文化や社会の基盤ともなってきたのです。
ワークショップでは、ラオスの村の伝統文化であるラムとよばれる歌と音楽に関しても発表と実演があり、このことを考えます。そして、トヨタ財団のプログラムで実施している集落文化史料館活動を実施している村でPLAを行います。ラオスの村々は今大きく変ろうとしていますが、私たちは、タマサートとよばれる自然とともにある生き方が今後も是非ラオスの人々の規範でありつづけることも願っています。本ワークショップがタマサートにいきることの意義をラオスの関係者が再確認できる機会になればとも願っています。
  1. 日 時:平成22年2月17-19日  
  2. 場 所 :FOA, NUOL, Nabong Campus
  3. プログラム: PDF
G-COE第25回パラダイム研究会
下記のとおり、第25回パラダイム研究会を開催します。今回は、田中耕司先生に「東アジアモンスーン地域における生存基盤の展開―持続的農業の視点から」というタイトルでお話しを頂きます。また渡辺隆司先生にコメンテーターをお願いしています。東南アジア地域における生存基盤について、幅広い議論を行いたいと思いますので、ふるって御参加下さい。
  1. 日 時:平成22年2月15日(月) 16:00-18:00 (その後懇親会あり)   
  2. 場 所 :京都大学 東南アジア研究所 稲盛記念館3F大会議室
           http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html
  3. 東南アジア地域における持続的な生存基盤のすがた・かたちを、どのように描けばよいのだろうか。農業は、人間の生存を支える営みであると同時に、生命圏の再生産の営みとともにあゆむ産業である。持続的な農業の展開は、持続的な生存基盤を確保する上で本質的な重要性を持っている。東アジアモンスーン地域の温帯圏および熱帯圏において歴史的に展開してきた持続的農業を中心に、一方では森林資源の利用や水循環、他方では地域における人々の生活という観点から、幅広い議論を行いたい。
  4. 講 師:田中耕司先生(京都大学地域研究統合情報センター)
  5.      「東アジアモンスーン地域における生存基盤の展開―持続的農業の視点から」
  6. コメンテーター:渡辺隆司先生(京都大学生存圏研究所)
  7. 講演要旨:
    東アジアモンスーン地域は、豊かな土壌と降雨とに支えられた高い一次生産力を有する地域である。この地域の温帯圏においては、高度な灌漑システムに支えられた水稲栽培を基本として、生産性の高い多毛作農業が展開してきた。また熱帯圏の在来農業は、近代農法に比べて「粗放的」と見なされることもあるが、すぐれた環境適応性、高いエネルギー利用効率(産出/投入比)によって、人々の生存を持続的に支えてきた。加えて熱帯圏では、世界市場への包摂とともにプランテーション農業が急速に拡大し、その一方で、樹木作物をとりこんだ住民による立体的土地利用も盛んに行われている。
    これらの農業の営みにおける持続性を考える上で重要なのは、「時間」の概念である。農業における「時間」は通常、1作あるいは1年周期の作付けと、そこから得られる生産効率の問題として論じられる。しかし農業の持続性を検討しようとするとき、土地利用の帰結としての農業景観の形成、地域に根ざした農業体系の歴史的な展開といった、より長い「時間」の概念を視野に入れる必要がある。
Special Seminar of Dr. Mochtar Pabottingi
  1. 日 時:平成22年2月9日(火) 15:00 - 17:30   
  2. 場 所 :稲盛財団記念館 中会議室 (332号室)
  3. スピーカー: Visiting Researcher, CSEAS
  4. タイトル:“The Interplay of Nationhood and Democracy in Contemporary Japan: Reading out of Japan’s Agriculture, Education, and Environment.”
  5. 要 旨:
    It has virtually been an enduring hypothesis for many years that democracy and nationhood converge positively. That is to say democracy thrives best on the soil of good nationhood and the fabrics of a nation are strengthened under good democracy. Unprecedentedly, Pabottingi ventures an attempt at reading the future prospects of Japan as a polity through this hypothesis, fully aware all along not only of the endless contestability of notions of both nation and democracy, but also of the confrontation between particular notions of nationhood and democracy --facts, if unearthed, capable of falsifying the hypothesis. Matters in Japan’s agriculture, education, and environment are here taken up as testing grounds for either the convergence or the divergence of nationhood and democracy in contemporary Japan. Whichever way the discussion leads to, it has something to tell about the future of Japan’s politics.

  6. Dr. Pabottingi would be leaving CSEAS on February 28, 2010 after working here since March 1, 2009 as a visiting researcher on a one-year fellowship from The Japan Foundation under affiliation with CSEAS Director, Professor Kosuke Mizuno.
第6回京都大学東南アジアフォーラム
  1. 日 時:2010年2月6日(土) 8:30-16:30    
  2. 場 所:マンダリンホテル1階 Room "Mandarin"
  3. (Rama IV Road, Bangkok, Thailand)
  4. テーマ:Health Crisis !!! Business Chances Creation"
  5. プログラム:
  6. 8:30-9:00 Registration
  7. 9:00-9:15 Opening Remarks
  8. 9:15-9:30 Introduction to Kyoto University and CSEAS
  9. 9:30-10:30 Health Crisis, Life Longevity, Aging Society in Thailand: How to Stay Strong and Healthy by Dr. Wichai Ekataksin, M. D., Ph. D, Faculty of Tropical Medicine, Mahidol University
  10. 10:30-11:00 Coffee Break
  11. 11:00-12:00 Aging Population and Associated Problems in Japan: How to Tackle These Issues by Prof Kozo Matsubayashi, Kyoto University
  12. 12:00-13:00 Lunch
  13. 13:00-14:00 Innovative Products to Aid the Aged, the Disabled: Car Design, Home Design, Robots, etc. by Assoc. Prof. Dr. Djitt Laowaltana, KMUTT
  14. 14:00-14:30 Coffee Break
  15. 14:30-16:00 Panel Discussion: New Business Opportunities: Caring for the Aged and Disabled, Devices and Apparatuses for the Aged and Disabled by Prof. Hiromu Shimizu, Kyoto University; Ma. Wantanee Phantachat, NECTEC; and Mr. Preecha Saengtheerapitikul
  16. 16:00-16:30: Q & A, Concluding Remarks
  17. ポスター:PDF (369KB)
  18. Organized by:京都大学東南アジア研究所/Kyoto Union Club
  19. Supported by:Thai-Nichi Institute of Technology (TNI)/ Japanese Kyodai Alumni (in Thailand)
京滋フィールドステーション事業第20回研究会
下記のとおり、京都大学東南アジア研究所が担当する京都大学生存基盤科学研究ユニット京滋フィールドステーション事業(滋賀サイト型機動研究「在地と都市がつくる循環型社会再生のための実践型地域研究」)の研究会を開催致しますので、興味のある方はご参加ください。
直前のご案内となってしまいましたが、ご出席される方は、2/5(金)までに世話役を行なっている鈴木玲治rsuzuki@cseas.kyoto-u.ac.jpへメールでご連絡ください。よろしくお願いいたします。
  1. 日 時:2010年2月6日(土)14:00~17:00
  2.       (時間・場所が通常とは異なります。ご注意ください) 
  3. 場 所:京都学園大学 バイオ環境館4F、B4-2教室
          http://www.kyotogakuen.ac.jp/~o_bio/NEW/Access/
          JR亀岡駅より京阪バス(57系統・60系統)で約10分
  4. 発表者:原田早苗(亀岡FS研究員)
  5. 発表タイトル:「したたかさ」というレジティマシー(正統性・正当性)
  6. 発表内容:毎年30万人が訪れる「保津川下り」は、筏・舟運を起源とし、丹波の材木や農作物を中心とする輸送から観光へと形を変えて今日まで続いている日本でも歴史のある川下りである。本報告では、その起源となる近代の筏・舟運に焦点を当て、どのように関係者が利害関係を調整し、保津川でのレジティマシーを獲得していったのかについて報告する。
G-COEイニシアティブ3研究会
イニシアティブ3研究会により、下記のワークショップを開催いたします。
  1. 日 時:2010年2月4日(木) 10:00-17:00 (その後懇親会あります) 
  2. 場 所:京都大学 東南アジア研究所 稲盛記念館3F中会議室
  3. 主 題:  Sustainable Forest Tree Plantation in the Giam Siak-Bukit Batu Biosphere Reserve of Riau in Indonesia
  4. プログラム:PDF
  5. また、ワークショップに関連しまして、寒行セミナー(比叡山にて)を2月6-7日で行います。こちらのセミナーにご参加を希望される方、海田kaida@rish.kyoto-u.ac.jpまでご連絡いただけますようお願い致します。
International Workshop 2010 on Area Informatics Exploring Humanosphere and Urbanization of Hanoi
  1. 日 時:2010年2月1日(月)13:30 – 17:00  2月2日(火)10:00-13:00, 14:00-16:00  
  2. 場 所:ベトナム国立大学 Conference Room E3 Building
  3. (144 Xuan Thuy Road, Cau Giay Dist., Hanoi, Vietnam)
  4. プログラム:Word
  5. 共催:Project on Area Informatics and G-COE: In Search of Humanosphere, CSEAS, Kyoto University/ JVGC: Japan Vietnam Geo-informatics Consortium/ HUMG: Hanoi University of Mining and Geology/ ITI-VNU: the Information Technology Institute, Vietnam National University, Hanoi/ OCU: Osaka City University, OpenGeo, Japan