京都大学東南アジア研究所ナビゲーションをスキップしてコンテンツへ 日本語 | English
サイトマップ | ローカルページ
Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

アーカイブ

科研費プロジェクト

「インドネシア華人の再移民と中国・香港・台湾―バンガ・プリトゥン州を起点に―」
研究代表者: 北村 由美

研究目的
本研究は、1950年代以降におけるインドネシア華人の再移民の実態を捉えることを目的としている。グローバル化が進み中国のプレゼンスが増す現代社会において、世界最多の華人人口を抱える東南アジアから中国への再移民は、中国から東南アジアへの新移民同様、中国と同地域の関係性を理解する上で重要なファクターである。本研究は、バンカ・ブリトゥン州出身者をはじめとするインドネシア華人が中国・香港・台湾へ再移民し、生活し、新たなネットワークを形成する過程を実証的に検証することで、インドネシアをはじめとする東南アジアにおける国家・制度・人の重層性と中国のプレゼンスを歴史的・地理的に解明することを目的としている。