所内研究会
「農村開発における地域性」研究会
- 代表者
- 安藤 和雄
- 概要
- 農村開発は,村が置かれている地域性と,村がもっている在地性に強く影響をうけながら,地方行政,NGO,村人の参加によって事業として具体的に計画される。したがって農村開発がかかえる問題群を理解するためには,人を中核においた地域の全体像のうちに問題群を位置づけていく地域研究のアプローチが期待されている。農村開発を応用的地域研究に位置づけ,共同研究会を開催してきている。ここ数年は,地方行政と生活文化の基層に焦点をあててきた。
- この研究会で取り上げるべき課題はまだまだ多く,今後も研究会を継続してその研究成果を発表していきたい。
平成18年度の研究会
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- 開催日:平成19年3月30日(火) 13:30-17:30
- テーマ:アジアの農村開発の新しい可能性
- プログラム:
- 「趣旨説明―村で暮らす楽しみと誇りの大切さー」
安藤和雄(京大東南アジア研究所)
- 「災害支援における開発性と地域性−パキスタン地震被災者支援の事例−」
安野修(京大東南アジア研究所)
- 「地域振興としてのエコミュージアム〜インドアッサム州カジランガ国立公園の可能性〜」
大西信弘(京都学園大学バイオ環境学部)
- 「村の文化資料館活動−暮らしとアイデンティを学ぶ教室−」
- 開催日:平成18年6月20日(火) 15:00-18:00
- テーマ:地域における亀岡市文化史料館の活動と役割
- 発表者:黒川孝宏(亀岡市文化資料館館長)
- コメンテーター:河合明宣(放送大学)、佐藤寛(アジア経済研究所)、宇佐見晃一(山口大学)
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