京都大学東南アジア研究所ナビゲーションをスキップしてコンテンツへ 日本語 | English
サイトマップ | ローカルページ
Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

アーカイブ

所内研究会

「国家・市場・共同体」研究会

代表者
水野 広祐 
概要
「国家・市場・共同体」研究会は、東南アジアの経済発展に関し、国家や市場および共同体の役割を検討することにより、東南アジア地域の特質を特に政治経済の面から明らかにしようとするグループである。アジア通貨危機があり、グローバリゼーションの影響を一層強く受けるなか、その影響とこの地域の再編成の方向を村落、地域社会、国家、東南アジア地域の諸レベルで研究している。また、地域社会の特質を各レベルにおいて、どのような主体がどのような方策でこれを保持しているのか、さらにこれがこの地域の経済発展の方向をどう規定しているのかに関する研究も進めている。最近の研究会では、ミクロレベルの農村信用組織や住民組織に関する研究報告が行われた。また、スハルト政権崩壊後のインドネシア経済社会の制度に関する研究報告や、さらに今日のグローバリゼーションの特質に関する報告が行われた。また、他の学会との共同セミナーも好評であった。今後、地域間比較の視点をより重視して研究を進めてゆく方針である。

平成19年度の研究会

  1. 開催日:平成20年1月11日(金) 10:00 - 11:30
  2. 報告者:Dr Teofilo C. DAQUILA
    Associate Professor, Southeast Asian Studies Programme, National University of Singapore
    タイトル:"ASEAN at 40: Revisiting the Past, Looking to the Future"
  3. モデレーター:水野広祐
  1. 開催日:平成19年7月6日(金) 15:00〜
  2. 報告者:岡江恭史氏(農林水産省農林水産政策研究所)
  3. タイトル:ベトナム紅河デルタにおける人口移動と農家経済−ハイズオン農村の事例−
  4. モデレーター:藤田幸一