過去のセミナー案内:22年度
2011年3月
- 生存基盤科学研究ユニット京滋フィールドステーション事業第33回研究会
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- 下記のとおり、京都大学東南アジア研究所が担当する京都大学生存基盤科学研究ユニット京滋フィールドステーション事業(滋賀サイト型機動研究「在地と都市がつくる循環型社会再生のための実践型地域研究」)の研究会を開催致しますので、興味のある方はご参加ください。
ご出席される方は、会場のスペースの関係もありますので、3/29(火)までに世話役を行なっている鈴木玲治rsuzuki@cseas.kyoto-u.ac.jpへメールでご連絡ください。よろしくお願いいたします。
- 日 時:平成23年3月31日(木)16:00~19:00
(通常とは曜日が異なります。ご注意ください)
- 場 所:守山フィールドステーション
(滋賀県守山市梅田町12-32、JR守山駅から徒歩5分)
- 発 表:豊田知八(亀岡FS研究員)
- 発表タイトル:「愛宕山麓の小集落・清滝再生への潜在力を求めて」
- 発表内容:愛宕山岳信仰の宿場まちとして生成した清滝集落の成り立ちの歴史から探る「再生の地域力」と現状の取り組みからみる可能性について報告します。
- 第36回パラダイム研究会「最終成果出版に向けて:第5巻の構想」
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- 日 時:平成23年3月28日(月)16:00-18:00
- 場 所:京都大学東南アジア研究所・稲盛財団記念館3F 小会議室Ⅰ
- 報告者:
- 峯陽一(同志社大学)
佐藤孝宏(G-COE)
和田泰三(G-COE)
- 趣 旨:
生存圏の構成要素である地球圏・生命圏・人間圏は、その歴史的生成過程において「循環」「多様性」「自我と共感能力」という固有の論理を発展させてきた。生存基盤持続型の発展を実現するには、これまでの人間中心的な価値観から、3つの圏に固有の論理に配慮した価値観への転換が必要である。第5巻では、GNPや人間開発指数といったこれまでの開発指標におけるイデオロギーを批判的に継承したうえで、「持続型生存基盤パラダイム」を具現化する生存基盤指数を提案するとともに、その限界についても明示することで、これからの世界のあるべき姿を提示・検討する。
- プログラム:
- 16:00 報告1「第5巻の趣旨と構成」
佐藤孝宏(G-COE)
16:10 報告2 「第1編 既存指標の生成過程とその批判的継承(主章である第1章に関して)」
峯陽一(同志社大学)
16:30 報告3 「人間圏の指標化とその限界(第2編および第3編の内容について)
和田泰三(G-COE)
16:50 報告4 「地球圏・生命圏の指標化とその限界(第2編および第3編の内容について)」
佐藤孝宏(G-COE)
17:10-総合討論
司会:佐藤史郎(G-COE)
- グローバル環境問題をめぐる政策の動向と課題―地域社会との接合を目指して―
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- 日 時:平成23年3月27日(日) 13:00-18:50
- 場 所:京都大学東南アジア研究所・稲盛財団記念館3階大会議室
- 趣 旨:
生物多様性保全や温暖化ガス削減といったグローバル環境問題をめぐる議論が、最近年、ますます活発化している。そこで立案される環境政策は、アジア・アフリカの地域社会に大きな影響をおよぼすマクロ状況として定着しているといっても過言ではない。しかし、マクロな環境政策と地域社会とのあいだには、環境保全を主題とするか、生活維持の立場から環境とかかわるか、といった乖離が潜在的に含まれており、それはしばしば両者の対立関係を生み出す要因となってきた。その反省から現在、環境政策の主流は、国連「ミレニアム生態系評価報告書」などに示されるように、地域社会で培われてきた人と自然のかかわりを認めつつ、環境保全の道を模索する方向へシフトしようとしている。しかしながら、その潮流が捉える人と自然とのかかわりとは、“伝統的でそれゆえ保全的な自然利用”という一面的なものに留まっている。人と自然とのかかわりは、現実には社会状況の変化にともなって変容しており、今後、その点をいかに捉えるか、また、そのうえでどのように政策立案者と地域住民との協働関係を構築していくかが重要な課題となっている。
本研究会では、まず、人と自然の多様なかかわりを重視した「順応的管理」や「生態系サービス」といった環境政策にまつわる最近のキー概念について明らかにする。そのあと、アジア・アフリカ地域における自然利用の実態に関する3つの事例を報告する。そして、以上を総合討論の場において相互に照らし合わせることにより、環境政策と地域社会における自然利用との接合の可能性について検討してみたい。
- プログラム: ※各報告は発表40分+質疑10分
13:00-13:10 趣旨説明 荒木茂(京都大学)
13:10-14:00 報告1 宮内泰介(北海道大学)「これからの環境保全―半栽培と順応的ガバナンス―」
14:00-14:50 報告2 佐藤哲(長野大学)「生態系サービス概念の可能性と課題―科学と地域の協働に向けた地域環境学ネットワークの取り組みをめぐって」
14:50-15:10 休憩
15:10-16:00 報告3 金沢謙太郎(信州大学)「サラワクの熱帯雨林とグローバリゼーション」
16:00-16:50 報告4 小坂康之(総合地球環境研究所)「【仮】ラオスにおける産米林の形成と利用」
16:50-17:40 報告5 平井將公(京都大学)「セネガルのセレール社会における農地林の利用―アクター間の交錯に着目して―」
17:40-17:50 休憩
17:50-18:50 総合討論
※懇親会(研究会のあと懇親会の場をご用意させていただきます。ぜひ、ご参加ください。)
- 主 催:
・京都大学地域研究統合情報センター共同研究
「『仮想地球』モデルをもちいたグローバル/ローカル地域認識の結合」
・京都大学グローバルCOEプログラム
「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」イニシアティブ2
- 「東南アジア研究の国際共同研究拠点」年次研究集会
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- 平成22年度 京都大学東南アジア研究所共同利用・共同研究拠点「東南アジア研究の国際共同研究拠点」の年次報告集会を下記の要領で開催いたします。
平成23年4月8日締め切りの平成23年度公募共同研究及び公募出版についても詳しくご案内します。
年度末の大変お忙しい時期ですが、万障繰り合わせの上、ご参加ください。
- 日 時:平成23年3月25日(金)
- 会 場:京都大学東南アジア研究所稲盛財団記念館3階大会議室
- プログラム:
11:00 開会 司会:小林 知
11:00‐11:10 所長挨拶
11:10‐11:20 拠点の状況報告:柴山 守
11:20‐11:35 終了課題①
「東南アジア研究逐次刊行物の共有化」
北村由美・京都大学東南アジア研究所
11:35‐11:50 終了課題②
「現地機関・研究者との共同による地域研究情報資源共有化手法の検討」
星川圭介・京都大学地域情報統合情報センター
11:50‐12:05 終了課題③
「地方自治における住民参加に関する比較研究‐タイ、フィリピン、インドネシア」
永井史男・大阪市立大学大学院法学研究科
12:05‐12:20 終了課題④
「マレー・イスラム圏における国民・民族概念の展開‐プラナカン概念の再検討を通じて」
山本博之・京都大学地域研究統合情報センター
12:20‐12:35 終了課題⑤
「東南アジア海域の社会動態に関する基礎研究‐海民の人口移動と生成過程を中心に」
長津一史・東洋大学社会学部
12:35‐12:50 終了課題⑥
「東南アジアにおける土地利用の比較研究」
梅崎昌裕・東京大学大学院医学系研究科
12:50 - 14:00 昼食休憩
14:00‐14:30 終了課題6報告についての質疑応答・討論
司会:小林 知
14:30‐14:40 継続課題① タイプⅠ(連絡事務所・連携型)
「情報学者と地域研究者の共同フィールドワークによる地域研究情報化の推進」
代表:石川正敏・東京成徳大学経営学部
14:40‐14:50 継続課題② タイプⅠ(連絡事務所・連携型)
「グローカル地域社会‐東南アジア島嶼部と太平洋域との協働・架橋」
山本宗立・鹿児島大学国際島嶼教育センター・准教授
14:50‐15:00 継続課題③ タイプⅡ(外国人客員・連携型)
「ミャンマー、バングラデシュ、日本の農村の生存基盤に関する相互啓発実践型地域研究」
大西信弘・京都学園大学バイオ環境学部
15:00‐15:10 継続課題④ タイプⅢ(図書資料)
「国家形成と地域社会‐カンボジア官報を利用した総合的研究」
笹川秀夫・立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部・准教授
15:10‐15:30 継続課題タイプⅠ~Ⅲ 4報告についての質疑応答・討論
15:30‐15:40 コーヒーブレイク
15:40‐15:50 継続課題⑤ タイプⅣ(萌芽)
「イラワジデルタの環境変動」
春山成子・三重大学大学院生物資源学研究科
15:50‐16:00 継続課題⑥ タイプⅣ(萌芽)
「東南アジアにおける水産資源の利用と管理に関する比較研究」
石川智士・東海大学海洋学部
16:00‐16:10 継続課題⑦ タイプⅣ(萌芽)
「ハノイ圏都市形成過程と持続型生存基盤」
米澤剛・総合地球環境学研究所
16:10‐16:20 継続課題⑧ タイプⅣ(萌芽)
「農村社会構造の広域アジア間比較‐地域社会と国家権力、開発政策の相互規定性」
柳澤雅之・京都大学地域研究統合情報センター
16:20‐16:30 継続課題⑨ タイプⅣ(萌芽)
「カンボジア農村におけるリスクプーリング・メカニズムの社会経済学的研究」
福井清一・京都大学大学院農学研究科
16:30‐16:40 継続課題⑩ タイプⅣ(萌芽)
「東南アジア史における交易網と中継港の役割」
川村朋貴・富山大学人文学部
16:40‐16:50 継続課題⑪ タイプⅣ(萌芽)
「極端気象リスク適応型社会構築のための国際共同研修の遠隔実施に関する予備的研究」
寶馨・京都大学防災研究所
16:50‐17:10 課題タイプⅣ(萌芽)7報告についての質疑応答・討論
17:20‐18:20
討論:「東南アジア研究の課題と方法‐学際的地域研究を改めて問い直す」 司会:藤田幸一
田中耕司(京都大学次世代研究者育成センター)(基調報告)
杉原薫(京都大学東南アジア研究所)
山本博之(京都大学地域研究統合情報センター)
梅崎昌裕(東京大学大学院医学系研究科)
永井史男(大阪市立大学大学院法学研究科)
18:30‐懇親会
- International Seminar in Phnom Penh
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- This is an announcement of an International Seminar on "Change and
Persistence in Cambodian Society" at Phnom Penh, Cambodia on the coming
Saturday, jointly organized by the Faculty of Agricultural Economics and
Rural Development of Royal University of Agriculture, Collaborative Research
on 'State formation and Community', Center for Southeast Asian Studies,
Kyoto University (Leader: Dr. Sasagawa Hideo, Ritsumeikan Asia Pacific
University), and the Cambodia Fieldstation of Kyoto University GCOE Program
'In Search of Sustainable Humanosphere in Asia and Africa'.
- 日 時:平成23年3月12日(土)
- 会 場:Seminar room No.5, Cambodia Japan Cooperation Center
- プログラム:
12:50-13:00
- Welcome and Introduction by Dr. Kobayashi Satoru (CSEAS, Kyoto University)
- 13:00-13:40
- Dr. Kobayashi Satoru (CSEAS, Kyoto University),
"Reconfiguration of Cambodian rural community: 1979-2002"
- 13:40-14:20
- Dr. Yagura Kenjiro (Hannan University, Osaka)
"Effects of youth labor migration on the selection of spouse, place
of residence and land inheritance in Cambodia"
- 14:20-14:30 Break
- 14:30-15:10
- Ms. Yoeu Asikin (Lecturer, Royal University of Agriculture)
"Willingness to pay for the conservation of flooded forest in TonleSap
Biosphere preserve, Cambodia"
- 15:10-15:50
- Mr. Pinn Thira (Lecturer, Royal University of Agriculture)
"The effectiveness of vegetable production in farmers livelihood
at Wat Chas village, Kampong Cham province"
- 15:50-16:30
- Mr. Duk Piseth (Lecturer, Royal University of Agriculture)
"The study of farmers' attitude towards Stung Chinet irrigation,
Kampong Thom Province"
- 16:30-16:50 Break
- 16:50-18:00 Discussion
Discussants, Dr. Nathan Badenoch (CSEAS-Hakubi, Kyoto University), Dr.
Sasagawa Hideo (Ritsumeikan Asia Pacific University)
- 18:00-18:10
- Summary and Nest Steps by Dr. Kobayashi Satoru (CSEAS, Kyoto University)
- Contact: Kobayashi Satoru
- 杉原科研(基盤研究B:「化石資源世界経済」の形成と森林伐採・環境劣化の関係に関する比較史的研究)京都大学グローバルCOEプログラム「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」イニシアティブ1「環境・技術・制度の長期ダイナミクス」
合同研究会
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- 日 時:平成23年3月7日(月)13:00-18:00, 平成23年3月8日(火)9:30-16:00
- 場 所:京都大学東南アジア研究所・稲盛財団記念館2F 東南亭
- プログラム:
3月7日
13:00
- 柳澤 悠(東京大学特任教授)「タミルナードゥ州における農業の長期変動:「環境制約」説に留意して」
コメント 藤田幸一(京都大学東南アジア研究所)
14:15
- 神田さやこ(慶應義塾大学)インドにおける労働集約型経済発展と「エネルギー資源」
コメント 田辺明生(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
休憩(15分)
15:45
- 谷口忠義(新潟青陵大学)「薪炭材生産の自然へのインパクト~大径木伐採選好~」
コメント 川井秀一(京都大学生存圏研究所)
17:00
- 簡単なビジネス・ミーティング
3月8日
9:30
- 島西智輝(香川大学)「近代日本の砂利資源の採取と管理―多摩川流域を事例として―」
コメント 斎藤 修(一橋大学名誉教授)
10:45
- 斎藤 修「東アジア比較環境史の課題」
コメント 大島真理夫(大阪市立大学)
- Lunch
13:00
- パネル:小堀聡『日本のエネルギー革命-資源小国の近現代-』をめぐって
コメント 橘川武郎(一橋大学)、籠谷直人(京都大学人文科学研究所)
リプライ 小堀 聡(名古屋大学)
- 連絡先:杉原研究室(sugihara@cseas.kyoto-u.ac.jp)
- Special Seminar on Cambodian and Vietnamese Religion
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- We are fortunate to have two prominent visiting scholars on religion and
culture in Asia / Southeast Asia/ Indochina. It is an open seminar and
you are all welcome to join us.
- 日 時:平成23年3月3日(木)15:00-18:30
- 場 所:京都大学東南アジア研究所・稲盛財団記念館3F 小会議室II
- 演題1:“Ritually Caring for the Dead in Contemporary Cambodia.”
- 報告者1:Professor John Clifford Holt, CSEAS Visiting Research Fellow from Bowdoin
College
- 演題2:A Controversial Return from Exile: Moving the Body of an Anti-colonial
Activist Back to Today’s Vietnam
- 報告者2: Professor Janet Hoskins , CSEAS Visiting Research Fellow from University
of Southern California
- Professor John Holt is a specialist on religious cultures of the Theravada Buddhist tradition,
and has authored many books on Buddhism in Sri Lanka and more recently
in Laos (Spirits of the Place: Buddhism and Lao Religious Culture). Rather
than looking at doctrines and institutions, his interest is to look at
popular rituals and practices, contextualized in social, economic and political
dynamics.
- Professor Janet Hoskins is best known for her work on Sumba in Eastern Indonesia (The Play of
Time:Kodi Perspectives on Calendars, History and Exchange 1993, winner
of 1996 Harry J. Benda Prize). Her current work has been on Caodai religion
as practiced both by Vietnamese in the U.S. as well as in Vietnam.
- 要 旨:
"Ritually Caring for the Dead in Contemporary Cambodia" (Professor
Holt)
My current book project, the one that I have been given to the opportunity
to work on while taking up residence at the CSEAS, consists of a comparative
study of lay Buddhist rituals in Sri Lanka, Burma, Thailand, Laos and Cambodia.
My theoretical aims are: 1) to analyze comparatively dimensions of Buddhist
religious expression that have been relatively neglected previously in
the field of Buddhist Studies; 2) to explore how the nature of popular
lay Buddhist rituals are affected by and yet clearly articulate social,
economic and political change; 3) to emphasize how these rites are generally
more concerned religiously with the problem of assuaging proximate conditions
of dukkha (unsatisfactoriness or suffering) rather than with teleological
realizations of nibbana; and 4) to write a book on Theravada that is not
primarily focused on doctrine, monasticism, meditation, or soteriology;
instead, I am trying to provide a portrayal that is more reflective of
how Buddhist religious culture is understood and practiced by preponderant
masses of laity in Sri Lanka and Southeast Asia. The rites I am studying
are rites that are generally regarded as the most popular public Buddhist
rites in their respective countries. These include the asala perahara in
Sri Lanka, kathina in Burma, pchum ben in Cambodia, pi mai in Laos, and
bun phravet in Thailand. (I am not completely sure about my Thai focus
yet.) During my seminar presentation, I will first explain how my experiences
in Sri Lanka, especially with regard to observing the asala perahara, gave
rise to my more general theoretical aims (as stated above). I will then
proceed to the heart of the presentation, which is to give a reprise of
the specific issues I am focusing on in my study of pchum ben, the annual
15-day ritual in which Khmer lay Buddhists ritually care for the dead,
especially their deceased kin. I will describe the current liturgy and
logic of the rite, the ritual’s historical vicissitudes (including its
origins in ancient Indian brahmanical contexts, possible Chinese influences
and reasons for its current ascending popularity), and what substantial
aspects of the Buddhist religious path especially are in play.
- "A Controversial Return from Exile: Moving the Body of an Anti-colonial
Activist Back to Today’s Vietnam" (Professor Hosins)
Nationalist aspirations for a new nation were fused in early 20th century
French Indochina with a new religious movement, Caodaism, that promised
to reconcile East and West. Pham Cong Tac, the most famous Caodaist leader,
was charismatic and controversial, and his influence has been compared,
both favorably and unfavorably, to that of a "Vietnamese Gandhi".
This paper looks at his combination of ritual stagecraft and political
statecraft to fuse them into a new vehicle for realizing autonomy under
the French colonial regime.
The significance of his life story has resurfaced in contemporary Vietnam
because of a relaxing of constraints on religion and the 2007 return of
his remains to his homeland and the sacred city that he helped build. After
half a century in exile in Cambodia, this move was part of an effort on
the part of the Vietnamese government to normalize relations with religious
groups, and especially those like Caodaism (Vietnam’s third largest religion,
with 3-4 million followers) identified with an anti-communist history.The
presentation will include showing clips from a 2008 documentary “The Left
Eye of God: Caodaism Travels from Vietnam to California” produced by Janet
and Susan Hoskins which documents this controversy.
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