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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

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所内研究会

「東南アジア大陸山地部」研究会

代表
河野 泰之 
趣旨
 本研究会が対象とするのは,ベトナム・タイ・ラオス・ミャンマー・中国南部の山地部である。この地域はほんの10数年前まで,少数民族がさまざまな文化ルールにしたがって棲み分け,「外文明」との関係が極端に乏しく,「手がつけられていない,損なわれていない」地域であると考えられていた。しかし,1990年代以降,内外の研究者によるベトナムやラオス,中国西南部での長期のフィールドワークが可能になり,多くの分野で研究が蓄積されつつある。また,この地域は急激な経済発展や人口の移動,開発政策などさまざまな理由によって,自然環境の破壊や民族問題など緊急の解決を要する多くの問題が発生している地域でもある。そこで本研究会は,地域を限定し分野横断的な研究会とすることにより,この地域の基層を理解するだけではなく,多数の要因が複雑に絡み合った現代の課題群へのアプローチをも視野に入れた総合的研究を行うことを目的として組織された。
Web site
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/mtsea/

平成17年度の研究会

  1. 開催日:平成17年12月26日(月) 15:00-18:00
  2. テーマ1:「ラオス北部における農耕と役畜―耕具に関する調査から」
  3. 発表者1:園江 満
  4. テーマ2:「ラオス北部の人と水牛:放牧・流通・食肉に関する調査報告」
  5. 発表者2:高井康弘
  1. 開催日:平成17年4月25日(月) 10:30-12:00
  2. テーマ:"Forestland classification for swiddening and NTFPs: The case of the Pwo Karen in Thung Yai Naresuan Wildlife Sanctuary, Thailand"
  3. 発表者:Dr. Claudio Delang (東南アジア研究所外国人共同研究者)