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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

研究プロジェクト

21世紀COEプロジェクト

概要

東南アジア研究センター(東南アジア研究所の前身)は、2002年度、大学院アジア・アフリカ地域研究研究科とともに、文部科学省21世紀COEプログラムによる研究教育拠点に選出され、5カ年計画(2002〜06年度)の大型プログラム「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」を開始しました。本プログラムでは(1)フィールド・ステーション(FS)を利用した臨地教育・研究体制の推進、(2)統一テーマ「地球・地域・人間の共生」にそった4つの問題群に関する研究と教育、(3)臨地教育・研究の推進のための多元的情報の整備と発信を担う「地域研究統合情報化センター」の設置準備を行ってきました。

このうち、臨地教育・研究の推進に関しては、アジア地域(フィリピン、マレーシア、ラオス、ミャンマー、インドネシア、ベトナム、インド)、アフリカ地域(エジプト、タンザニア、エチオピア、カメルーン、ザンビア、ケニア)にFSを設置し、文理融合型の研究テーマにそって教育と研究を進めてきました。相手国のカウンターパート機関との協働も順調に進んでいます。

これらの臨地調査や研究と連動させながら、統一テーマにそった4つの問題群(人間生態、社会文化、政治経済、地域研究論)に関わる研究会・ワークショップ・シンポジウム等が国内外で開催され、教員、大学院生、若手研究者による、教育と研究の場として、大いに活用されています。

「地域研究統合情報化センター」関係では、地域研究の核となる一大センターとするため、各種のコミュニケーション・モジュールの核となるサーバーの導入や、FS及び、学内外の研究者と学生との円滑なコミュニケーションと情報交換をはかる機器などの整備が行われてきました。また、これらの機器を用いた新しいオンライン・データベース・システムの開発準備を進めました。さらに、研究資料関連では、図書10,451冊、マイクロフィッシュ1,471枚、マイクロフィルム663リール、VCD 800枚を購入するとともに、地域研究資料のデータベース化、電子化を推し進めています。

21世紀COEホームページ (http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp)と月刊『アジア・アフリカ地域研究情報マガジン』では、本プログラム全般にわたる活動とその成果を積極的に公開しています。