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国際交流バンコク連絡事務所連絡事務所便り京都大学東南アジア研究所 藤田 幸一 (教授) 連絡事務所を9月末日から3カ月弱の予定で引き継ぎました。チップさんを事故で亡くしてから早や2年、事務所機能を支えるタイ人3人の新体制も定着しつつあります。近年、タイ研究者以外の人が駐在員になるケースが増えていますが、そんな駐在者にとって問題はタイ語です。タイ語は発音が難しく、カタカナ表記を棒読みしてもまず通じません。事務所のタイ人に英語や日本語の習得を期待するのは無理で、駐在員の方で何とか片言でもしゃべれるようになる努力が必要です。脂汗をかきつつ、必死でコミュニケーションする中で、互いの習慣や文化の違いを認識し、それを尊敬し合うことが「地域研究」の原点だと改めて感じています。 |
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