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国際交流ジャカルタ連絡事務所連絡事務所便り立命館大学 本名 純 ここジャカルタ連絡事務所での駐在が始まって早くも半年が経つ。そろそろ送別会などの予定が入りだし、帰国のカウントダウンとなっている。私にとって、この駐在はインドネシア研究を続けていく中で、貴重な経験となった。研究がジャカルタの政治に関係していることから、これまでも数回ジャカルタに長期滞在したことはあった。ただ以前は一人で全てをこなしていた。今回は違う。車もあれば運転手もいる。お手伝いさんも二人いる。広い一軒家に住むのも初めて。言ってみれば最高の環境である。これでよい研究ができなかったら、よっぽど怠慢か。そういう自己プレッシャーを抱えつつ、あっという間に半年が過ぎた。成果はと聞かれると、自信を持ってイエスと言えないのがまた悩みでもある。ただ、これからもインドネシアに関わる者として、運転手さんやお手伝いさんたちと日々を過ごし、彼らの人生観や社会観から学んだことは、かけがえのない財産であり、今後の研究の励みになると確信している。あっぱれトリオに感謝。 |
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