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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

研究プロジェクト

科研費プロジェクト

「アジアにおける稀少生態資源の撹乱動態と伝統技術保全へのエコポリティクス」
研究代表者:山田 勇(名誉教授)

研究目的
 本科研の目的は、現在危機にさらされているアジア各地の稀少生態資源の動態を把握すると同時に各地に残る先住民族のもつ伝統技術を保全するために、いかなる方策が可能かをエコポリティカルな側面から検討することを目的とする。調査域は、広く東南アジアから西アジアまで含み、生態資源の原産地から交易の場まで、広域にわたって、今後の保全にむけて調査する。メンバーは、熱帯生態学、人類学、社会学、牧畜学など幅広い分野の、すでに長い調査経験をもつ専門家からなり、具体的なモノにそった重点的な調査をおこなう。沈香、いくつかの海産物、中国漢方薬など貴重な資源を中心に調査し、同時に今後の持続的なとりくみに対する具体的方策も考える。